鮫島の貌

大沢在昌 著 鮫島の貌 新宿鮫の短編集です。作品の優劣はありますが、面白いのが多いです。最初の作品、その次の作品、等がそれです。 鮫島警部が主人公の話もありますが、わき役のひとが主人公となり進行する話もあります。でも影の主人公は鮫島警部本人で…

Bach Orgel 作品全曲演奏会 -12-

アンコール : Bach カンタータ 第106番 「神の時こそいと良い時」よりシンフォニア Bach カンタータ 第29番 「神よ、われら汝に感謝す」よりシンフォニア この奏者は大変うまい人です。堅実、スムーズに演奏が進みます。 このBach Orgel 全曲演奏会の企画を…

叛逆捜査 (オッドアイ)

渡辺裕之 著 叛逆捜査 (オッドアイ) 面白いです。シリーズ物の第一作目です。 裏表紙より 『捜査一課の刑事「朝倉俊暉」は陸上自衛隊の空挺団出身の変わり種。 都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起り、自衛隊の警務官が捜査本部に乗り込んできた…

やぶへび

大沢在昌 著 やぶへび なかなか面白いですよ。 「甲賀悟郎」は、「杜英淑」に頼まれ、借金を帳消しにし、五十万を貰って、中国人の女と結婚した。この女とは会ったこともなく、会う積りもなかった。 ところが警察から電話が架かってきた。 『あなたの奥さん…

歌うイタリア、想うドイツ

アンコール : なし 楽しい ランチタイム・コンサートでした。 日本の歌手の声量、歌唱力もすごいですね。昔とは大違い。 曲順の入れ替えがありました。チラシとは全く曲順はちがいます。プログムから、前半のレハールが後半のウェーバーとそれぞれ入れ替え…

背乗り(ソトニ 警視庁公安部外事二課-1-)

竹内 明 著 背乗り(ソトニ 警視庁公安部外事二課-1-) これも人物が次々と登場し、ややこしい。まあまあです。 裏表紙より 『中国の諜報機関・国家安全部の辣腕工作員と、警察に紛れ込んだ「潜入者(もぐら)」の罠にかかり、公安部を追われた元スパイハンタ…

白夜行

東野圭吾 著 白夜行 19行、40字で、854頁の大作です。登場人物がやたらと多い。そして次々と人死んで逝く。面白かったです。 裏表紙より 『1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。 被害者の息子…

ケネス・ワイス チェンバロ・リサイタル

アンコール : J・S・Bach コラール「汝の御座の前に我は今進み出て」BWV668 ルベル/K.ワイス編 シャコンヌ ルベル シチリアーナとタンブーラン 1&2 大変いい音楽会でした。でも地味。しかし私にとってはどれも聞きなれた曲ですので違和感は全くありませ…

プライベートバンクの噓と真実

篠田 丈 著 プライベートバンクの噓と真実 筆者は日本の証券会社、海外の証券会社を経由して独立している。筆者自身が自分の資産を運用しようと思い、日本の金融機関の担当者と話をしたが、これと思う話がなかった。 紹介でスイスのプライベートバンクを訪問…

藤村実穂子 リーダーアーベント

アンコール : マーラー「少年の魔法の角笛」より原初の光 リヒャルト・シュトラウス 明日! Op.27-4 曲目の変更がありました。 マーラー:亡き子をしのぶ歌 「少年の魔法の角笛」より が中止となり、 ワグナー:マチルデ・ヴェーゼンドンクの詩による歌曲 …

肉迫 ブラディ・ドール(3)

北方謙三 著 肉迫 ブラディ・ドール(3) プラディ・ドール・シリーズの第三作です。第一作、第二作ほど面白くない。 プラディ・ドールを経営している「川中良一」がこれまでの主人公ですが、本作では主人公が「秋山」に変わります。 秋山はフロリダでホテ…

誤断

堂場瞬一 著 誤断 製薬会社の副作用隠蔽の話です。著者の小説としてはあまり面白くない。 「槙田孝弘」は、製薬会社に勤めている。入社以来ずっと総務畑で、三年前から広報部である。 広報部長の「野分」から「安藤」長原製薬副社長が呼んでいると言われる。…

ノーマンズランド

誉田哲也 著 ノーマンズランド 姫川玲子 シリーズの最新刊です。面白いです。 小説宝石 2016年12月号~2017年8月号 に連載されていました。 「姫川玲子」の周りで、関係者が死んでゆく。前巻の終わりで、「勝俣健作」警部補から『お前は死神だ。』といわれた…

星星の火

福田和代 著 星星の火 刑事物です。 「上月千里」は、警視庁生活安全部保安課の班長だ。警視庁の官舎の隣人「城 正臣」は、警視庁通訳センターの中国語を専門とする通訳だ。 池袋の雑居ビルに違法パチスロ店があり、オーナー「高永世」はパスポートを偽造し…

雨に泣いている

真山 仁 著 雨に泣いている。 筆者は元新聞記者である。 本書は、フィクションですと断っているが、ノンフィクションのようである。 新聞記者の「大嶽」は、入社一年目の時に阪神・淡路大地震の取材・記事で大きな問題を起こした。 そして、東京で東日本大震…

逸脱 (捜査一課・澤村慶司-1-)

堂場瞬一 著 逸脱 (捜査一課・澤村慶司-1-) 大変面白かったです。シリーズ物です。 捜査一課「澤村慶司」は、三件目の殺人死体が遺棄されている現場にいた。特徴は首筋まで埋まった短いナイフである。 本部の一課強行犯は四班中三班が出動中である。人手が…

カラヴィンカ

遠田潤子 著 カラヴィンカ 面白かったです。カラヴィンカとは、迦陵頻伽のことで、上半身が人で、下半身が鳥の生物。 訳者あとがきにありましたが、『辛く耐えられないような出来事が描かれていても、先が気になって、背後に隠されていることが知りたくてど…

秋に墓標を

大沢在昌 著 秋に墓標を 大変面白かったです。 裏表紙より 『「松原 龍」は都会のしがらみから離れて、海辺の別荘地で愛犬と静かに暮らしている。 この別荘地の唯一の隣人宅で火災が発生した番に一人の女と出会う。このことが龍の生活を激変させた。 浜辺で…

熱波

今野 敏 著 熱波 「磯貝竜一」は私大出身の自治省キャリアである。内閣情報収集室に出向している。 突然、沖縄に出張を命じられた。 その下調べは、朝方までかかり、そのまま飛行機に乗った。冷房の効いた那覇空港から出た磯貝は、タクシー待ちの列で、脳貧…

地層捜査

佐々木譲 著 地層捜査 管理官に『あなたはこの事案を仕切れるほどの経験も能力もない』 と平刑事が暴言をはいた。その為自宅謹慎を言い渡されていた「水戸部裕」は、捜査一課から同じ課内に新設された特命捜査対策室に復帰した。 担当する事件は、十五年前に…

赤い渓谷(顔のない刑事・追跡行)

太田蘭三 著 追跡行(顔のない刑事・追跡行) 顔のない刑事のシリーズ第三作です。 警視庁捜査一課第二係第三班(継続捜査)に属している「香月功」部長刑事は、休暇で西沢渓谷から戸渡尾根から甲武信岳へ上る登山道を登っていた。ヌク沢で男の死体を発見し…

尾瀬の墓標(顔のない刑事・単独行)

太田蘭三 著 尾瀬の墓標(顔のない刑事・単独行) 顔のない刑事のシリーズ第二作です。 「香月功」部長刑事は警視庁捜査一課第二係第三班に属している。香月は中藤課長に警察手帳と手錠、拳銃を預けている。 ”顔のない刑事” である。 香月は、坂口刑事心中事…

さらば、荒野

北方謙三 著 さらば、荒野 プラディ・ドール・シリーズの第一作です。昭和58年刊行です。 プラディ・ドールを経営している「川中良一」が主人公です。 川中は、昨日今日と尾行監視されていた。シティホテルのバーで市長「稲村」と会った。呼び出されたのだ。…

顔のない刑事

太田蘭三 著 顔のない刑事 顔のない刑事のシリーズ第一作です。登山と殺人捜査を組み合わせた小説です。 昭和54年(1979)刊行です。古いですね。 小袖川付近で、女性の殺人死体が発見された。警視庁西青梅署の刑事課の刑事が捜査を開始した。 被害女性のメ…

イザベル・ファウスト無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

アンコール無し 名演でした。 休憩なし、曲と曲の間も極めて短い。楽章と楽章の間もほとんど無い。それぞれ短時間で終わりました。 ✰✰✰✰ =================================================================== ===========================================…

新任刑事

古野まほろ 著 新任刑事 筆者は、東大法学部卒業のキャリア元警察官である。 「渡部美彌子」は、傷害致死で全国指名手配されている。愛予県警察に赴任しているキャリア警官を傷つけ、後に死亡したのだ。十年の時効が、あと三か月と迫っている。 愛予駅西口交…

犬の報酬

堂場瞬一 著 犬の報酬 自動車メーカーの事故隠しをテーマにした題材です。新聞記者と自動車メーカー内部の人たちの対立です。 「伊佐美祐志」は「タチ自動車」メーカーの総務課に所属する係長。出社した途端、総務課長に呼ばれた。完全自動運転の路上実験中…

堂場瞬一 著 傷 交番勤務を終えて刑事課に引き上げられたばかりの「青井由記」は、強行犯係長「上杉」と弁護士「三澤」の持ち込んだ話を聞いた。 三澤は、プロ野球チーム「ウイングス」看板選手である「石地孝哉」の代理人で、膝の手術で故意的に危害を加え…

アテナに愛の誓いを

リサ・クレイパス 著 アテナに愛の誓いを 原題は ”Cold-Hearted Rake” です。 まあまあ、面白かったです。 裏表紙より 『「デヴォン・レイヴェル」はトレニア伯爵という、爵位と田舎のおんぼろ屋敷を継ぐことになった。いとこの「テオ」が落馬事故で亡くなり…

アルバイト探偵(アイ)

大沢在昌 著 アルバイト探偵(アイ) 古い本です。1986年に出版です。読んだのは、1998年出版の文庫本です。 白いですよ。 でも少しスローテンポ。 裏表紙より 『「冴木涼介」は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良父親だが、ヒゲの似合う顔つきで見てく…