ピアノリサイタル サー・アンドラーシュ・シフ

 

  凄く良い音楽会でした。

 この演奏会は、曲目の発表は、当日、それも演奏前に一曲ずつ、演奏者本人による解説付きでされました。これにも関わらず、Ticket は完売でした。

 事前には、Bach、Mozart、Haydon、Schubet の曲から選択となっていました。

 購入したプログラムの解説には、「演奏会で何を引くか分からないのであれば、プログラム・ノートは書きようがない」で始まっていました。そしてあらかじめ提示してされている作曲家に、Beethoven がないことに注目して書き始めていました。(しかし、当日は、Beethoven も入っていました。)

 

 ホールのホームページによる、事後の曲目発表は以下の通りです。

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J.S.バッハ: イタリア協奏曲 へ長調 BWV971

ハイドン: ピアノ・ソナタ ハ短調 Hob.ⅩⅥ-20

J.S.バッハ: 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903

ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2 「テンペスト

―Intermission―

モーツァルト: ロンド イ短調 K.511

シューベルト: ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959

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 当日は、シフの奥様であり、ヴァイオリニストの塩川悠子さんが通訳です。

 

 曲目は、当日ホールに来て、ホールを見てから決めると言っていました。その為には、膨大なレパートリーが必要とも言っていました。

 時間配分がうまくいかず、前半だけで、2時間、アンコールなしで、3時間かかりました。

 

 他のホールの演奏曲目も見ましたが、同じ構成はありませんでした。毎回違いました。

 

 観客が総立ちの拍手でした。

 

 

 

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