2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『古楽器』よ、さらば ! 

鈴木秀美 著 『古楽器』よ、さらば ! 単なる音楽好きでも、本書は難しいでしょう。古音楽、古楽器、なかでも弦楽器フアンでないと。 古音楽、古楽器、なかでも弦楽器の演奏、曲、当時の習慣について、演奏時や、CDのライナーノート、音楽書で、書いたことを…

あの夏、湖面にまばゆく

スーザン・ウィッグス 著 あの夏、湖面にまばゆく 普通に面白いです。 原題は ”Summer at Willow Lake” 本書は、レイクショア・クロニクルの第1巻目です。 裏表紙より 『少女時代、太めで分厚い眼鏡をかけていた「オリビア(ロリー)・ベラミーは冴えない思…

エリック・ハイドシェック Mozartプログラム

上記以外に、Mozartの交響曲より、K.421、K551の2楽章が演奏されています。 全て、モーツアルトの2楽章の演奏会です。 また、演奏の前にハイドシェックの挨拶があり、続いて自作にプレリュードが演奏されました。 アンコール : ヘンデル : 組曲第3番ニ…

見つめずにいられない 

スーザン・イーノック 著 見つめずにいられない 大変面白い。 原題は ”By Love Undone” 裏表紙より 『たぐいまれな美貌と聡明さをもちながら、身分を隠し、イングランド片田舎の屋敷で働く娘「マディ・ウィリッツ」。 その静かな日々は、病気の叔父を支える…

情熱の炎に捧げて 

スーザン・イーノック 著 情熱の炎に捧げて 面白いです。 裏表紙より 『「グレンガスク侯爵ラナルフ・マクローリー」は、ハイランド地方最大勢力の氏族長として世の趨勢に抗い、誇り高く生きようとしていた。 ある日、華やかなロンドンの社交界に憧れるラナ…

たくらみは二人だけの秘密

ジュディス・アイボリー 著 たくらみは二人だけの秘密 それなりに面白い。 裏表紙より 『19世紀の英国ヨークシャーの田舎で、ひとりで農場を営む「エマ・ホッチキス」。 ある日、彼女が大事に育てていた子羊が、異国帰りの美貌の貴族「スチュアート・アイ…

すし、うなぎ、てんぷら : 林修が語る食の美学

林 修 著 すし、うなぎ、てんぷら 著者は、かの有名な予備教師です。副題は食の美学です。 林 修の好きな食べ物である。好きから、知りたい、理解したい、という思いから本書は出来上がっている。 林 修がもっともよく通っているそれぞれの料理店主との会話…

マリオ・ブルネロ チェロ・リサイタル

アンコール : チャップリン タンゴ・ナターシャ フェムリンスキー チェロとピアノの為の3つの小品 ”タランテラ” アーン バルケッタ この奏者の演奏会はいつも一風変わっていますね。 フランクが良かったです。 黒鳥の歌、初めて聴きましたがいい曲ですね。…

相嵌 (禁裏付雅帳 六 )

上田 秀人 著 相嵌 (禁裏付雅帳 六 ) それなりに面白いですが、底が浅いですね。相変わらず、繰り返しが多いです。 裏表紙より 『近江坂本へ物見遊山に出かけてはどうか。武家伝奏の提案に、禁裏付の「東城鷹矢」は困惑した。公家衆を相手にするには名所旧…

棲月(せいげつ) (隠蔽捜査-7-)

今野 敏 著 棲月(せいげつ) (隠蔽捜査-7-) 隠蔽捜査シリーズも、七巻目になりました。小説新潮で2016年9月号から連載されていたものです。 内容は全く隠蔽とは関係ありません。少年の殺人や、サイバーテロを扱ったテーマです。 この巻は、これまでの様に…

翔天の刻(柳生兵庫助-10-)

津本 陽 著 翔天の刻 (柳生兵庫助-10-) 面白いです。最後の巻です。 裏表紙より 『天下に武名を轟かせた「兵庫助」も、すでに齢四十半ば。 隠居後、二度目の妻「珠」との間に得た一子「七郎兵衛」に剣才を見出し、その成長を心待ちにしていた。七郎兵衛の…

アルテミス・カルテット

アンコール : メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲 第3番 Op.44-1 アンダンテ J・S・Bach 四声のコラール「聖霊の豊かなる恵みを」 BWV295 大変うまいSQだと思います。 ただ、始めは「なんか、バラバラ」と感じました。 普通のSQはまとまって一つの音として聞こ…

斬照の刻(柳生兵庫助-9-)

津本 陽 著 斬照の刻 (柳生兵庫助-9-) 面白いです。 裏表紙より 『主君「徳川直義」に新陰流第四世を継がせて隠居した「兵庫助」は、愛妻の「千世」や四人の子供に囲まれて心静かに暮らしていた。 ただ剣の道のみを求める恵まれた環境を得たのも束の間、千…

勇躍の刻(柳生兵庫助-8-)

津本 陽 著 勇躍の刻 (柳生兵庫助-8-) 面白いです。 裏表紙より 『「宮本武蔵」との風雨の死闘から三年。正式な妻となった「千世」が懐妊し幸福に浸る「柳生兵介」に、尾張徳川家から兵法指南の話が舞い込む。 戦乱の世から太平の世へーーーーー 平和な時代…

プラジャーク・Quatet with 山磅智子

アンコール : Mozart 弦楽五重奏曲 第1番 変ホ長調 K.174 第3楽章 このプラジャーク・Quartet 大変うまい楽団です。「アメリカ」には感激しました。 1st Vn. もとっても上手いです。 三曲とも違う編成です。このためQuartet の曲は、一曲のみでした。…