2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

根源 (表御番医師診療禄-12-)

上田秀人 著 根源 (表御番医師診療禄-12-) 筋はそれなりに面白いが、ナンセこの筆者の文章は繰り返しがやたらと多い。一度書いた事は、二度と書かないという信条が欲しいですね。 裏表紙より 『御広敷番医師「矢切良衛」は将軍「綱吉」に供される食事の以上…

蝶のゆくえ

葉室 麟 著 蝶のゆくえ この小説は、作者の時代小説に比べて面白くないです。 「星りょう」の生涯と、りょうから見たその時代の文壇の人達が描かれています。 おそらく、史実に忠実なのだろうと思います。 明治二十八年、星りょうフェリス和英女学校をやめて…

両国橋の御落胤(大江戸科学捜査八丁堀のおゆう -2-)

山本功次 著 両国橋の御落胤(大江戸科学捜査八丁堀のおゆう-2-) 大変面白いです。楽しめました。 本書は、石川英輔の大江戸神仙伝シリーズと同じように、徳川時代の江戸と現代の東京を行き来できる人物を描いている。この巻では、江戸から現代に戻り、新幹…

ユベール・スダーン モーツァルトの旅

アンコール : ●ソリストアンコール曲B.コヴァーチ:ショレム・アレイヘム、ロヴ・ファイドマンガスパーレ・ティリンカンティ:クラリネット・ロジア●PACアンコール曲モーツァルト:カッサシオン ト長調 K.63よりアンダンテ クラリネット独奏者は、大変なテ…

ジュリアード弦楽四重奏団

アンコール : F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲ヘ長調「雲がゆくまで待とう」Op.77-2,Hob.Ⅲ-82 第二楽章 Menuet:Presto ma non troppo 第四楽章 Vivace assai この楽団、聴きに行くたびに、メンバーが代わっていますね。長く同じメンバーで出来ないようです。結成…

八丁堀のおゆう(大江戸科学捜査)

山本功次 著 八丁堀のおゆう(大江戸科学捜査) 大変面白いです。楽しめました。 本書は、石川英輔の大江戸神仙伝シリーズと同じように、徳川時代の江戸と現代の東京を行き来できる人物を描いている。 裏表紙より 『江戸の両国橋近くに住む「おゆう」は、老…

心を捧げた侍女

ヘザー・グレアム 著 心を捧げた侍女 実は最後まで読んでいません。返却日が来たしまいました。 原題は ”The Queen's Lady” です。 裏表紙より 『1561年 、フランス皇太子の夫と死別したスコットランド女王「メアリー・スチュアート」に付き従い、侍女の「グ…

警視の孤独(-10-)

デボラ・クロンビー 著 警視の孤独(-10-) 面白いです。 原題は ”In A Dark House” です。 「警視・シリーズ」の第10巻目です。 訳者あとがきより 『ロンドンの金融街シティとテムズ川を挟んで向かい合うサザーク地区は、かって倉庫と工場ばかりの殺風景…

僕はエージェント

大沢在昌 著 僕はエージェント 「大衆酒場 ますい」の常連である「村井」、「白川」は、ほぼ毎日店に顔を出す。 村井は六十年代のスパイアクションが好きで、スパイに憧れている。 ある晩、「ますい」の電話に、白川宛にかかつて来た。白川は、その晩は早く…

警視の週末(-9-)

デボラ・クロンビー 著 警視の週末(-9-) 面白いです。 原題は ”Now May You Weep” です。 「警視・シリーズ」の第9巻目です。 訳者あとがきより 『 「ダンカン・キンケド」と「ジェマ・ジェイムス」はスコットランドヤードで働く上司と部下という関係であ…

Bach Orgel 作品全曲演奏会 -13-

アンコール : 演奏者作曲 「故郷」による即興演奏(バッハ・スタイル) 半年間の渡る、いずみホール改修が終わり、今日がリニューアル・オープンです。オルガンも、28年ぶりのオーバーホールが終わっています。今回のオ-バーホールは、次30年に向けて…