キアロスクーロ・ カルテット

アンコール : ロッシーニ:オペラ「オリー伯爵」より

 

 2ndVn 奏者が交代しているが、その影響は全く感じない、完璧な合奏です。個々の奏者の素晴らしい技術、何度も練習し弾きこまれたのが感じられる演奏です。和音もアンサンブルも完璧です。緩みやすいガット弦を使っているにもかかわらず。

 

 このカルテットは、(プログラム・ノートに、)”ピリオド楽器でなくモダン楽器を使用するが、高弦にガット弦を張り、反りの少ないクラシカル弓を用い、低めのピッチで演奏する” 現代の潮流となった演奏を実践している。』とありました。

 この為、モダン楽器でも、ピリオド楽器でも無い馴染で無い音色、そして、あまりに完璧な音程、アンサンブルに気を取られた為か、それとも選曲が良く無いためか、十分に音楽を楽しめなかった。音楽的な感銘が、私は得られなかった。

 

 満席でした。演奏時間トータルがメチャクチャ短かった。アンコールも極めて短い曲でした。あとのサイン会の為かな。

 関係ないですが、最近、イッセイ三宅風の衣装を着た奏者が多いですね。

 

 これからのラインナップを見ていると、11月に、1st Vn のイブラギモヴァがピアノとのデュエットでこのホールで演奏するようです。これを聴くと印象が変わるかな・

 

 

 

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