2019-01-01から1年間の記事一覧

関西弦楽四重奏団 & 豊嶋泰嗣(ヴィオラ) “ブラームス/弦楽五重奏曲 全曲演奏会”

アンコール : なし 良かったです。 Beethven のString Quartet 演奏会では、なにか不満がありましたが、今日はそんなことはなく、良かったです。多分、練習量が多かったと思います。 Haydon も良かったです。 Brahms ですが、Va が一本入るだけで、全然かわ…

古楽最前線 2019 Vol.3 オペラ・バレの歴史&ラモー

アンコールなし フランスでは、ダンスというのが、ルイ14世や、マリーアントワネットが愛好したことにより、非常に盛んで、オペラに付随して、セットになっていたそうです。 今日は、前半はフランスバロック音楽と、古典ダンスの組み合わせで、後半は、酢…

マリインスキー歌劇場管弦楽団 / ゲルギエフ / 五嶋 龍

ソリスト・アンコール : クライスラー「レチタィヴォとスケルツォ・カプリース」 Op.6 オケ・アンコール : ストラヴィンスキー バレエ「火の鳥」より 子守歌と終局 いい音楽会でした。 マリンスキー歌劇場管弦楽団は、オペラ劇場付属のオケの範疇を大きく…

音楽講座 作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方 Ⅹ 

アンコール : 無し 楽しい音楽会でした。この¥500 の会も10回目になりました。 BWV1043 ですが、Vn が二つと、ピアノの合奏でしたが、チェンバロで聞きたかった。 当然ですが、Beethoven と Bach は全然ちがいますね。対比が面白かったです。 ✰✰✰ ======…

公爵の危険な情事

ロレイン・ヒース 著 公爵の危険な情事 原題は、 ” A Duke of Her Own” です。 普通の人には、面白くないと思いますが、私は面白かったです。 「The Rogues & Roses」の第1巻目です。 裏表紙より 『 1888年。伯爵家の娘「ルイザ」は未婚女性の付添役として…

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/ヤルヴィ指揮

アンコール : Tchaikovsky トレパーク「くるみ割り人形」より Sibelius 悲しきワルツ「クオレマ」より とっても良かったです。 Ticket を買った時は、気づかなかったのですが、今日家を出るときチラシを見て、変な選曲と思いましたが、そんなことはありませ…

オータム・スペシャルコンサート

アンコール* 無し 大変良かったです。 一曲目はなんとなくパーとしないなーと思いました。 二曲目の Duet の三楽章、Vn のピチカートとピアノの掛け合いの辺から俄然よくなりました。 三曲目の Quintet は、熱演でした。常設の Quartet とは違い、上手いプ…

ベルリン・フィルハーモニー・オーボエ・カルテット

アンコール : Mozart 「魔笛」より 夜の女王のアリア 楽しい音楽会でした。 今秋のベルリン・フィル アジア・ツアーは日本だけです。 13日、名古屋からスタートし、14日、15日大阪、16日福岡、19日川崎、20~22日東京で終わりです。プログラムは二つです。o…

パワー・プレイ

ペニー・ジョーダン 著 パワー・プレイ 面白いです。 訳者あとがきより 『「レイチェル・リー」は、十七歳になるかならないかせ強姦された。血まみれのレイチェルはいつか必ず復讐をしてやると誓った。 貧しく、学なく、天涯孤独のジプシー娘が、強姦者とそ…

ベルリン・フィル ズービン・メータ指揮 Bruckner 8 & Eroica、Don Quixote

第1夜、第2夜 : アンコール無し 今日は、Bruckner No.8 でした。 メーターは昨年秋には、車椅子で登場しましたが、今回は杖を突いて、一人で歩いて登場です。 Bruckner No.8 は、初めて聴く曲だと思います。自宅で聴いても、この迫力、ダイナミックレン…

ウィーン・フィル クリスティアン・ティーレマン指揮

プログラム変更 : 「こうもり」 → オペレッタ「ジプシー男爵」序曲 アンコール : エドゥアルト・シュトラウス1世 ポルカ・シュネル 「速達郵便で」 Op.259 大変良かったです。終始緊張感がありました ウィーン・フィルは、毎年この時期に、来阪しています…

サー・アンドラーシュ・シフ&カペラ・アンドレア・バルカ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会 第1日

アンコール : Beethoven ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.37 「皇帝」より 第2楽章、第3楽章 Beethoven ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 Op.81a 「告別」より第1楽章 大変良かった。 ピアノも良かったし、オケも良かった。 ソロ・ピアノとオケが一体…

落花狼藉

朝井まかて 著 落花狼藉 面白いです。 本書は、吉原の西田屋「甚右衛門」の女房「花仍(カヨ)」の物語である。 四、五歳の頃、一人でうろついていてひろわれ、西田屋の娘分として内所で育った。勝気な子で、結局貰い手がなく、甚右衛門が嫁にした。 御免状…

トリガー

真山 仁 著 トリガー 面白いです。 筆者の小説らしく、時事的で、設定も 2020年の東京オリンピックとなっています。 前置きが長く、登場人物も多才で、国籍が三か国、日本、韓国、アメリカとなっています。 北朝鮮の工作員が次々と殺される。北朝鮮工作…

ジャン・ロンドー チェンバロ・リサイタル

アンコール : F.クープラン 神秘的なバリケード ラモー 組曲 イ短調より 「3つの手」 良い音楽会でした。 演奏曲順は、BWV997、BWV906、K.132、K.175、K.208、K.119、BWV974、 K.6、K.481、BWV971、BWV1004、でした。 緊張感をたたえた演奏でした。聴く…

SQの饗宴Vol.3 ドーリック・クァルテット

アンコール : バルトーク 弦楽四重奏曲 第5番 より 第3楽章 大変良かったです。 コンクール優勝時より、VnⅡ と Va のメンバーが代わっています。 常設の弦楽四重奏団ならではの良さが、随所にみられます。 素晴らしい和音、早いパッセージでのアンザッツ…

錯迷

堂場 瞬一 著 錯迷 面白いです。 神奈川県警捜査一課長補佐「萩原哲郎」は、一課長「仲本一郎」に呼び出された。 同じ部屋にいながら、どうして外に呼ぶ出されなければならないのかーーーー。 『桜庭利佳子が亡くなった』、五十七歳、鎌倉南署長である。 『…

飛雲のごとく

あさのあつこ 著 飛雲のごとく 大変面白いです。一気に読めました。 「新里林弥」は元服した。鳥帽子親は「小山田正近」だ。元大目付である。 年が明ければ、十七歳だ。新里家の当主として家を背負わなくてならない。家族は、母「登勢」、義姉「七緒」だ。 …

古楽最前線 2019 Vol.2 ピエール・アン(チェンバロ)

アンコール : J.S.バッハ: 1. サラバンド(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より) 2. プレリュード(リュート組曲 ト短調 BWV995より) C-B.バルバドール: 3. クラヴサン曲集 第1集から 第11曲 ラ・リュジャック 上記以外に…

前橋汀子~J.S.Bach 無伴奏ソナタ&パルティータ全曲~

アンコール : 無し 良い音楽会でした。 チンチクリンのおばちゃんが、でっかいド派手な真っ赤なドレスを着て、歩きにくそうに出てきたときには、唖然としました。 悪口を承知で書きました。前橋汀子の演奏会は初めてです。服の趣味が悪いですね。 体形に合…

事件記者テッサ 目撃者の波紋

パメラ・クレア 著 事件記者テッサ 目撃者の波紋 面白いです。 原題は ”Hard Evidence” です。 「事件記者 ” I チーム” シリーズ」の第2巻目です。 裏表紙より 『夜更けのガソリンスタンドで起きた十代の少女の殺人事件。偶然現場に居合わせた事件記者の「…

真夜中の壁の花

ロレイン・ヒース 著 真夜中の壁の花 私には、面白かったです。この種の小説は、類型的なのが多いですが、本書は少し違いました。 裏表紙より 『ロンドンじゅうの紳士淑女が集う「ナイチンゲール・クラブ」。 これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごし…

古楽最前線 2019 Vol.1《メサイア》

アンコール : 無し 大変良かったですよ。 あまり聞く機会のない曲です。私も実演では初めてと思います。 良い曲ですね。アルトのアリアに良い曲がありました(複数)。 曲の出だしは、古色蒼然とした音色でしたが、気にならなくなりました。 バリトンが少し…

汚れた遺産

ジェイムズ・グリッパンド 著 汚れた遺産 面白いです。 裏表紙より 『幼い娘を育てながら法律事務所で働くシングルマザー「エイミー・パーケンス」にある日、差出人のない小包が届けられた。なかには、二十万ドルの紙幣。 一方、外科医「ライアン・ダフィ」…

ハーゲン弦楽四重奏団

アンコール : Haydon 弦楽四重奏曲 第76番 ニ短調「五度」Hob.Ⅲ:76,Op.76-2 第4楽章 Vivace assai 大変良かったです。 恐らく、ハーゲンSQ が今、世界で一番上手いのではないでしょうか。 それにしても、チェロ上手いですね。音も良いです。楽器を生かし切…

烈風ただなか

あさのあつこ 著 烈風ただなか 面白いです。 「鳥羽新吾」は、薫風館に通っている。薫風館は藩校ではなく、郷校になる。 新吾はかって藩校に通っていたが、校風になじめず、薫風館に変えたのだ。 新吾は、薫風館で、二人の友を得た。「間宮弘太郎」と「栄太…

“時の終わりのための音楽” Cl-Quartet

アンコール : なし アンコールについては、最後の曲がアンコールですと説明がありました。 メシアン、とっても良かったです。8月の初めにも、同じホールで聴いていますが、今日は別の曲を聴いているように感じました。 クラリネット奏者 Dirk Altmann 、い…

タカーチ弦楽四重奏団

アンコール : メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13 より 第3楽章 インテルメッツォ この楽団、とっても上手いです。 良かったです。 いつも聞く席から大分離れた、最後尾でした。響きが違いますネ。 ☆☆☆☆☆=================================…

ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ with ソフィー・カルトホイザー

アンコール : G.F.Händel 「GiulioCasare」”Piangero la sorte mia” 「ジュリオ・チェーザレ」より ”つらい運命に涙は溢れ” いい音楽会でした。 この楽団の音色は、暗く渋いです。 Katharina Litschig というチェリストがすごく上手い。彼女が合奏をリード…

ドビュッシー弦楽四重奏団

アンコール : Debussy 前奏曲第1巻第6曲 雪の足跡 第12曲 ミストレル 第8曲 亜麻色の髪の乙女 昨日に続き、同じホールで、同じような弦楽曲です。 客席は空席が目立ちましたが、凄く良かったです。昨日の楽団より実力は上です。 Haydon 、Mozart は、彼…