2022-01-01から1年間の記事一覧

庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオ―リ

アンコール : C.P.E.バッハ: ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Wq.78より 第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ 庄司彩を前回、2年前にこのホールで聴いた時は、凄く良くて、大家の風格があると思いました。今日は楽しみにして来ました。 音楽会のチラシ…

マリア・ジョアン・ピリス  ピアノ・リサイタル

アンコール : ドビュッシー:2つのアラベスク 第1番 シンフォニーホールのチラシが手に入らず、サントリーホールのチラシです。違いは、日時が12月2日、場所がザ・シンフォニーホールです。 ホールの冊子によると、引退表明と活動再開について、ピリスは…

NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団 マンゼ(指揮)

アンコール : ヒューゴ・アルヴェエーン-Hugo Alfven(1872-1960) 組曲「山の王」Op.37-第4曲 羊飼いの娘の踊り エグモントとエロイカは、学生時代に演奏した経験があり、ピアノ・コンチェルトも第3番を演奏していました。 馴染みのある曲でしたが、今ひと…

フランス・オルガン音楽の魅惑 Vol.2 トマ・オスピタル

アンコール : J-P ラモー: 新クラヴサン組曲より 未開人 オスピタル: 即興演奏 演奏会の前に、プロデューサーであり、第一回目の奏者であるミッシェル・ブヴァールと奏者による解説があった。演奏曲目の解説とともに、奏者が編曲したラヴェルのマ・メール…

ピアノリサイタル サー・アンドラーシュ・シフ

凄く良い音楽会でした。 この演奏会は、曲目の発表は、当日、それも演奏前に一曲ずつ、演奏者本人による解説付きでされました。これにも関わらず、Ticket は完売でした。 事前には、Bach、Mozart、Haydon、Schubet の曲から選択となっていました。 購入した…

パリ管弦楽団 【指揮】クラウス・マケラ

アンコール : シベリウス:悲しきワルツ やはり、世界一流のオケを聞くには良いですね。幸せな気分になりました。 今日が、6回の日本公演最終日でした。 パリ管は日本に何度もきています。私も何度か聞いたことがあります。 その印象と比較すると、フラン…

タメスティ&鈴木優人 デュオ・リサイタル

アンコール : J.S.バッハ:カンタータ第5番「われいずこに逃れゆかん」より第3曲 アリア J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ短調より 第1楽章 良かったですよ。 楽器はストラディヴァリですが、ヴィオラの音色、ガット弦を張った事により華やかさの…

ベルチャ弦楽四重奏団

アンコール : ドビュッシー:弦楽四重奏曲 第3楽章 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 第5楽章 小ホールで聞く、弦楽四重奏の醍醐味です。 とっても上手い楽団です。素晴らしい演奏でした。 完璧なアンサンブル、アインザッツ、そして素晴らしい和音、こ…

レオニダス・カヴァコス(Bach無伴奏)

アンコール : J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002 より Sarabande, Corrente, Tempo di Borea 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006より Preludio 熱演でした。喜んだり、熱狂して拍手して…

Beethoven Celloソナタ スンウォン

アンコール : Beethoven マンドリン・ソナチネ ハ短調 WoO 43a 会場へ来て、プログラムを見て奏者が韓国人であることを知りました。 演奏は、良かったです。 以前にも書いたことがあるのですが、無理にチェロ・ソナタを全曲やる必要はないと思います。初…

ロンドン交響楽団 サイモン・ラトル指揮

アンコール : フォーレ パヴァーヌ Op.50 大変、大変良かったです。 海外からのオーケストラを聴くのは久しぶりです。 基準である、ベルリン・フィルの”生”も久しく聞いていないので、甘くなっているかのしれませんが、最近聞いていた在阪のオケに比べて、…

アタッカ・クァルテット演奏会

アンコール : 2曲(曲目不明) 大変うまいクァルテットです。大阪の室内楽コンクールで優勝しています。その時も聞いています。大変うまくなっているようです。 それだけに、Va奏者が家族の不幸のために出演することができず、残念です。 代わりは牧野葵美…

晩秋行

大沢在昌 著 晩秋行 とっても面白かった。一気に読みました。 本書の商品説明 「居酒屋店主の円堂のもとに、バブル時代、ともに荒稼ぎをした盟友の中村から電話が入る。当時、「地上げの神様」と呼ばれ、バブル崩壊後、姿を消した二見興産の社長の愛車で、20…

Bach 真夏のオルガンコンサート 2022 プロカッチーニ

アンコール : Bach 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541 より前奏曲 この奏者の Bach は、軽い、軽快な Bach です。重厚さはありません。 たまには、こういう Bach も良いかもしれませんね。 🌟🌟🌟 ================================================ ================…

オーレン・シェヴリン チェロ・リサイタル 2022

アンコール : クライスラー 愛の哀しみ 愛の喜び 大変良かったです。 ドビッシーのピアノ前奏がすごくいい音がしたので、これは期待できそうと感じました。 その通りでした。 チェロも力強く、美しい音です。 チェリストもうまいですが、ピアニストも上手い…

大阪交響楽団 第256回定期演奏会 ヴァルガ(ウィーン・フィル首席奏者)

ソリスト・アンコール : バッハ/無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調よりサラバンド Haydon のチェロコンチェルト No.2 を聴きに来ました。 この曲は、実演ではなかなか聴けません。以前楽しみにしてきたら、第一番だったことがありました。 ウィーン・フィル首…

小さき王たち

堂場瞬一 著 小さき王たち 久しぶりの書評です。 三部作の第一作で「濁流」と名づけられています。 大変面白かったです。一気に読みました。 表紙の裏をそのまま載せます。 「高度経済成長下、 日本の都市政策に転換期が訪れていた一九七一年十二月。 衆議院…

バッハ・オルガン作品演奏会アンコール Vol.3 ロレンツォ・ギエルミ

アンコール : J.S.バッハ: 目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ BWV645 P.D.ベルガモ:聖体奉挙 いい音楽会でした。 数年前に終わった Bach オルガン音楽全曲演奏会に出演した14名のオルガニストの中から評判の良い人をアンコール演奏する企画です。中でも、最も…

プラジャークQ Beethoven SQ

アンコール : なし 延期公演です。当初は2020年10月、次に2021年10月、今回の2022年6月、三度目の正直です。この日本ツアーを最後に(このメンバーでの)解散です。 いい演奏会でした。久しぶりの外国人団体による演奏会でした。 Beethoven の後期弦楽四重…

辻本玲チェロ・リサイタル

アンコール : ガーシュウィン サマータイム 2曲目の Brahms が良かったです。 私は、Bach の無伴奏では、No.2、5、1、3、6、4 の順に好きです。しかし、辻本玲は、No.4が一番好きだそうです。私は演奏にあまり良い印象を持ちませんでした。 ストラディヴ…

バッハ・オルガン 冨田一樹

アンコール : J.パッヘルベル : いと高きところでは神にのみ栄光あれ(P.10) J.Pachelbel : Allein Gott in der Höh sei Ehr 演奏者自身が、プロデュースし、選曲もしています。 年1回、3年に渡る企画です。今日は、「円熟期」の作品からです。 選曲され…

京響メンバーの室内楽

アンコール : なし 久しぶりの音楽会です。前回から5回の音楽会が中止となり、Ticket の払い戻しをしています。海外からの演奏家は全滅です。 弦楽五重奏曲ですが、今日はV a が2本の編成です。弦楽四重奏に比較して、ルーズと言うか、遊び的な要素が多い…

ロータスコンフィデンシャル

今野 敏 著 ロータスコンフィデンシャル 久しぶりの書評です。 コロナの為に、相変わらず、外国人絡みの音楽会は軒並み中止になっています。Ticket の返金処理に追われています。 書評を書いていませんでしたが、実は、昨年末に読んだ、「メアリ・バログ 著 …

音楽講座 Ⅻ 「サン・サーンスの輝き」

アンコール : 無し 西村さんの軽妙なお話は、従来通りですが、私はあまり楽しめませんでした。 管楽器より、弦楽器が好きなのが「影響」しています。 また、管楽器をソロ、デュエットで一曲、聞かせると言うのは、大変な名人芸を必要とするのが良くわかりま…