ロータスコンフィデンシャル

今野 敏 著 ロータスコンフィデンシャル

 

 久しぶりの書評です。

 コロナの為に、相変わらず、外国人絡みの音楽会は軒並み中止になっています。Ticket の返金処理に追われています。

 

 書評を書いていませんでしたが、実は、昨年末に読んだ、「メアリ・バログ  著 愛を知らない君へ 」が、私にとって、とっても面白かったのです。

 

 ロータスコンフィデンシャルですが、私にとって、最近マンネリ気味の「今野 敏」にしては、とっても面白かったです。

 

 全国の公安の情報収集を統括している「ゼロ」の研修を経験している「倉島達夫」は、外事一課第五係に所属する公安のエースだ。

 ロシアの「ザハロフ外相」が来日する。随行員は65人、そのうち、行確(行動確認者)対象者は50人。倉島達は、「ユーリ・カリーニン」が割り当てられた。

 ゼロ帰りでない、10歳年上の同僚である、「白川」が、 ベトナム人が殺された。そしてソト二(外事二課)も動き出した。』 と言った。白川が、何かひっかかているようだが、倉島は無視をした。

 公安機動捜査隊にいる「片桐」から電話があった。ベトナム人が殺害された件だ。被疑者はロシア人かもしれない と言う。そのロシア人が随行員と接触した可能性がありまして、ーーー』 と言った。片桐と会って話を聞いた。被疑者は「ヴォルコフ」という日本に滞在している音楽家だと。倉島はこの話も無視した。白川に倉島さんらしくないですねと言われるが。

 

 しかし、この無視の判断が大チョンボだった。ーーーーー

 

 

 

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