2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

眩惑されて 上 下

ロバート・ゴダード 著 眩惑されて 上 下 原題は ”Sight Unseen” です。 裏表紙より 『別れた妻「サリー・ウィルキンソン」を失意のうちに亡くしプラハに隠れ住む「デーヴィッド・アンバー」の前に、18世紀の謎の投書家「ジュニアス」の名を騙る手紙を携え…

霧のとばり 

ローズ・コナーズ 著 霧のとばり 面白いです。 原題は ”Absolute Certainty” です。 「マーティ・ニッカーソン・シリーズ」の第1巻目です。 でも続編は、翻訳されていないようです。 裏表紙より 『風光明媚な海岸線と霧の町チャタム。ケープコッドの小さな…

永遠(とわ)の誓いは夜風にのせて

キャサリン・コールター 著 永遠(とわ)の誓いは夜風にのせて 原題は ”The Valentine Legacy” です。 「レガシー・シリーズ」の第3巻目です。 裏表紙より 『1882年、米国ボルティモア。父が厩舎の経営者で、女だてらに人気機種として活躍する「ジェシー・ウ…

青春の坂

葉室 麟 著 青春の坂 面白いです。一気に読みました。 扇野藩シリーズです。 扇野藩の財政は、破綻寸前となった。 藩主「千賀谷右京太夫定家」は、郡代「檜 弥八郎」を中老に登用して藩政改革にあたらせた。 弥八郎はもとは、三十石の軽格だったが、才腕を振…

真夏のオルガンコンサート

アンコール : Christoph Wolfgang Druckenműller Praeludium in D Major 満席で、補助椅子まで出ていました。Ticketを買ったときには、オルガンのペダルが見える席は販売されていなかったのに。価格が手頃な為ですかね。 BWV645が、とっても良かったです。 …

警視の休暇 (-1-)

デボラ・クロンビー 著 警視の休暇 (-1-) 面白いです。 原題は ”A Share in Death” です。 「警視・シリーズ」の第1巻目です。 裏表紙より 『ロンドン警視庁のエリート警視「ダンカン・キンケイド」は、遅めの夏休みを楽しむべく車を走らせていた。 しかし…

傷痕に優しいキスを

ジュリー・ガーウッド 著 傷痕に優しいキスを 面白いです。「ブキャナン兄弟シリーズ」の九作目です。 原題は ”The Ideal Man” です。 裏表紙より 『大学を飛び級で卒業し、若き天才外科医として働く「エリー(エリナー)・サリバン」。彼女はその美貌にもか…

朽ちないサクラ

柚木裕子 著 朽ちないサクラ 「森口 泉 」は、米崎県警広報広聴課に勤務している。二十五歳で入庁して今年で四年目だ。 『平井市女子大生ストーカー殺人事件/警察署職員、両親の被害届を放置中、北海道へ慰安旅行か』と米崎新聞にスクープされた。泉 の所属…

真珠の涙にくちづけて

キャサリン・コールター 著 真珠の涙にくちづけて 面白いです。 原題は ”The Wyndham Legacy” です。 「レガシー・シリーズ」の第1巻目です。 裏表紙より 『「ジョゼフィーナ」は、第七代チェイス伯爵の私生児である。しかしその抜群の美貌と凜とした雰囲気…

雲の果

あさのあつこ 著 雲の果 大変面白いです。 この「弥勒」シリーズ、8巻目になるのですかね。これはシリーズ中でも出色の面白さと思います。「弥生の月」までゆかなくても、「木蓮柿」並みの面白さと思います。 森下町の小間物問屋「遠野屋」の主は、「清之介…

警視の哀歌

デボラ・クロンビー 著 警視の哀歌 面白いです。 原題は ”The Sound of Broken Glass” です。 「警視・シリーズ」の第15巻目です。第一巻は「警視の休暇」です。 裏表紙より 『初老の弁護士が全裸で緊縛、猿轡されたまま、遺体で発見された。 容疑者は新進…

月夜の館でささやく愛

キャサリン・コールター 著 月夜の館でささやく愛 面白いです。 原題は ”The Nightingale Legacy” です。 「レガシー・シリーズ」の第2巻目です。第一巻は「真珠の涙に口づけし」です。 裏表紙より 『両親を亡くして以来、自立した人生を望み、由緒正しき館…

ベルリン交響楽団

ソリスト・アンコール : チャイコフスキー・プレトニュフ編 「くるみ割り人形」組曲より第7番 アンダンテ・マエストーソ アンコール : ビゼー 「ファランドール」アルルの女 第2組曲より 最近、在版のオーケストラトラをよく聴いていますが、これと比較す…

慈雨

柚木裕子 著 慈雨 「神馬智則」は退職した刑事である。妻「香代子」と共に、自宅のある群馬から四国八十八カ所の巡礼に出ている。一番札所から徒歩で八十八カ所の寺を打つ予定だ。 神馬が四国巡礼を行っている理由は、自分が関わった事件の被害者の供養のた…

関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

アンコール無し 奏者3名が京響団員です。常設のQuartetではありません。気のせいか、やはり常設でない欠点があるように思います。 チェロ奏者はとっても上手いです。この人が全体をリードしています。 1st Viollin が弱いです。奏者は曲によって交代します…

約束の地

志水辰雄 著 約束の地 大変面白いです。志水辰雄の小説は、数が少ないですが、どれも面白いですね。 「祐介」は、幼少の頃から、祖父「渋木要市」に育てられた。 昭和二十年三月の東京第空襲の時家族全員が焼死したが、煙に巻かれて窒息死している母の躰のし…