2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

錯迷

堂場 瞬一 著 錯迷 面白いです。 神奈川県警捜査一課長補佐「萩原哲郎」は、一課長「仲本一郎」に呼び出された。 同じ部屋にいながら、どうして外に呼ぶ出されなければならないのかーーーー。 『桜庭利佳子が亡くなった』、五十七歳、鎌倉南署長である。 『…

飛雲のごとく

あさのあつこ 著 飛雲のごとく 大変面白いです。一気に読めました。 「新里林弥」は元服した。鳥帽子親は「小山田正近」だ。元大目付である。 年が明ければ、十七歳だ。新里家の当主として家を背負わなくてならない。家族は、母「登勢」、義姉「七緒」だ。 …

古楽最前線 2019 Vol.2 ピエール・アン(チェンバロ)

アンコール : J.S.バッハ: 1. サラバンド(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より) 2. プレリュード(リュート組曲 ト短調 BWV995より) C-B.バルバドール: 3. クラヴサン曲集 第1集から 第11曲 ラ・リュジャック 上記以外に…

前橋汀子~J.S.Bach 無伴奏ソナタ&パルティータ全曲~

アンコール : 無し 良い音楽会でした。 チンチクリンのおばちゃんが、でっかいド派手な真っ赤なドレスを着て、歩きにくそうに出てきたときには、唖然としました。 悪口を承知で書きました。前橋汀子の演奏会は初めてです。服の趣味が悪いですね。 体形に合…

事件記者テッサ 目撃者の波紋

パメラ・クレア 著 事件記者テッサ 目撃者の波紋 面白いです。 原題は ”Hard Evidence” です。 「事件記者 ” I チーム” シリーズ」の第2巻目です。 裏表紙より 『夜更けのガソリンスタンドで起きた十代の少女の殺人事件。偶然現場に居合わせた事件記者の「…

真夜中の壁の花

ロレイン・ヒース 著 真夜中の壁の花 私には、面白かったです。この種の小説は、類型的なのが多いですが、本書は少し違いました。 裏表紙より 『ロンドンじゅうの紳士淑女が集う「ナイチンゲール・クラブ」。 これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごし…

古楽最前線 2019 Vol.1《メサイア》

アンコール : 無し 大変良かったですよ。 あまり聞く機会のない曲です。私も実演では初めてと思います。 良い曲ですね。アルトのアリアに良い曲がありました(複数)。 曲の出だしは、古色蒼然とした音色でしたが、気にならなくなりました。 バリトンが少し…

汚れた遺産

ジェイムズ・グリッパンド 著 汚れた遺産 面白いです。 裏表紙より 『幼い娘を育てながら法律事務所で働くシングルマザー「エイミー・パーケンス」にある日、差出人のない小包が届けられた。なかには、二十万ドルの紙幣。 一方、外科医「ライアン・ダフィ」…

ハーゲン弦楽四重奏団

アンコール : Haydon 弦楽四重奏曲 第76番 ニ短調「五度」Hob.Ⅲ:76,Op.76-2 第4楽章 Vivace assai 大変良かったです。 恐らく、ハーゲンSQ が今、世界で一番上手いのではないでしょうか。 それにしても、チェロ上手いですね。音も良いです。楽器を生かし切…