2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

消えた少女(吉祥寺探偵物語-1-)

五十嵐貴久 著 消えた少女(吉祥寺探偵物語-1-) 吉祥寺探偵物語の第二巻 ”最後の嘘” を図書館で予約した時に、第一巻も一緒に予約しましたが、第一巻の方が二月後れで来ました。既に第三巻も手元に来ています。 第二巻 ”最後の嘘” の読書感と同じ印象です。…

登竜の標(お髪番承り候 ー9-)

上田秀人 著 登竜の標(お髪番承り候 ー9-) お髪番承り候の第九巻目です。これまでの八巻は購入してきましたが、今回は図書館で借りました。10月3日発売ですが、やっと借りることが出来ました。申し込したのはかなり早く、図書館の購入冊数より予約番号が…

TVドラマ Mad Men (Season 5 #9)

Mad Men 第九話です。このドラマ、最近は、大きな話の変化はなく、何でもない会話がとっても面白いです。 主人公ドン・ドレパーの前妻ベティ (第三話に比較すると少し瘦せたようですが、)相変わらず肥えています。役の上でも痩身教室に通い、毎週体重の変…

警視庁情報官サイバージハード

濱 嘉之 著 警視庁情報官サイバージハード 警視庁情報官 黒田純一 警視 シリーズ の第五巻である。黒田は警視庁 万世橋署 署長の就任している。管内の秋葉原駅近くのATM四台が異常動作を起こす。この動きはサイバーテロに発展する。 海外でも、ATMトラブルか…

会社が消えた日 -三洋電機10万人のそれからー

大西康之 著 会社が消えた日 -三洋電機10万人のそれからー 筆者は日本経済新聞の編集委員。インタビュー可能な人は、インタビューしている。 ここ近年、日本の家電業界は苦戦している。一番初めに破綻したのは三洋電機である。その過程、何故そうなったか、…

本多の狐 -徳川家康の秘宝ー

羽太雄平 著 本多の狐 -徳川家康の秘宝ー 面白かったです。この著者の「榎戸与一郎シリーズ」は、私の愛読書です。 書名の本多とは、本多政重、加賀前田家の筆頭家老であり、藩最高の知行五万石を頂き、しかも従五位下安房守という爵位も得ている。本多の狐…

ナタリー・シュトゥッマン コントラルト・リサイタル

アンコール : なし バリトンの歌曲集を、女声が歌っています。これが気にならない人にとっては、大変良い音楽会だったと思います。 私がシュトゥッマンを聴くのは、2013年2月に続き二回目です。「Schumann 詩人の恋」でした。今回の冬の旅、菩提樹を過ぎた…

風祭

平岩弓枝 著 風祭 昭和58年(1983年)雑誌に連載されてたのが初出である。 軽いミステリーではある。読書感も軽い。殺人事件であり、犯人はこれまで何人もの人を殺している。 主人公は、新蔵三重子で、二十歳の時に外交官であった父を亡くし、母とも死…

報復連鎖、機密漏洩 -警視庁公安部・青山望 3、4 ー

濱 嘉之 著 報復連鎖 ー 警視庁公安部・青山望 3 ー 機密漏洩 ー 警視庁公安部・青山望 4 ー 警視庁公安部・青山望の第三弾、第四弾です。 青山望は、前作の警視庁公安部公安総務課係長から、麻布警察署警備課長として赴任している。着任半年後に警視に昇任…

政界汚染ー警視庁公安部・青山望 2 ー

濱 嘉之 著 政界汚染ー 警視庁公安部・青山望 2 ー 警視庁公安部・青山望の第二弾です。前作と同じ様な仕上がりです。 今回は参議院議員選挙の比例区の次点となった候補者をめぐる話です。この候補は最下位当選者の交通事故により、繰り上げ当選する。この交…

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

アンコール : Haydon 弦楽四重奏曲 第66番 ト長調 op.77-1より 第2楽章 Adagio Beethoven 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 op.130より 第2楽章 Presto Haydon の第三楽章ぐらいから、調子が出てきたようです。K.421 はすごく良かったと思います。この曲は Moz…

完全黙秘ー警視庁公安部・青山望ー

濱 嘉之 著 完全黙秘ー 警視庁公安部・青山望 ー このところ、警察小説ばかり読んでいますね。まずまず面白いと思います。 警視庁公安部に所属する 青山望 警部 公安総務課第七事件担当係長 が主人公である。 年齢は三十九歳で警部歴六年目、ノンキャリアで…

ライナー・キュッヒル ヴァイオリンリサイタル

アンコール: クライスラー 中国の太鼓 大変良かったと思います。以前も書いたと思いますが、小さなホールで目の前で弾いている奏者を見ながら聴くのは快感です。でもやっぱりオーケストラの奏者だと思います。ソリスト専門でやっている人とは違います。ウイ…

伏流捜査

安東能明 著 伏流捜査(生活安全特捜隊シリーズ -3-) 生活安全特捜隊シリーズの三巻目です。前作と同じ読書感です。説明部分、物語の組立の為の前置き部分が長くて、淡々とした説明調で、退屈します。続巻が出ても読まないと思います。 ===================…