2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

めくるめく夢の夜を乙女に

ローラ・リー・ガーク 著 めくるめく夢の夜を乙女に 原題は、”The Seduction" です。まま面白いです。作者の初期の作品です。 裏表紙より 『19世紀のイタリア。アメリカ人億万長者のひとり娘「マーガレット(マギー)・ヴァン・オールデン」は、父親の財産目…

侯爵を結婚させる方法

ローラ・リー・ガーク 著 侯爵を結婚させる方法 原題は、”When The Marquess met his Match" です。前半はとっても面白かったです。特にライオンや狼、ハイエナの話を呼んだ後では。後半は筋の展開がないのに、セックスシーンをだらだらと続けて、白けますが…

シューベルト/レクチャー&コンサート

アンコール : Schubert ≪光と愛≫ D352 (詩・M.Collin ) Licht und Liebe 最初の曲はピアノ独奏、後半の一曲目と最終曲はピアノ連弾(一つのピアノによる)で、前半最終曲はソプラノとテノールのデュエット、その他はソプラノまたはテノールの独唱です。曲…

琥珀の瞳にもう一度

ジェリー・ローレンス 著 黄金の瞳に心奪われて ウルフ・シフターとワイルドドック・シフターの争い事が延々と続き、嫌になり、途中で断念しました。原題は、The Beast in Him です。 裏表紙より 『狼に変身するウルフ・シフターである「ボビー・レイ・スミ…

黄金の瞳に心奪われて

ジェリー・ローレンス 著 黄金の瞳に心奪われて 普通の面白さです。 sex シーンが多すぎるように感じました。 原題は、”The Mane Event" です。本書は中編二巻で構成されています。あとの巻は、『黄金の瞳で眠らせて Shaw's Tail』です。 これは三部作、『琥…

放蕩者の長い恋(リージェント街の放蕩者-2-)

ジュリア・ロンドン 著 放蕩者の長い恋(リージェント街の放蕩者-2-) まずまず面白かったです。しかし sex シーンが多すぎるように感じました。 原題は、”The Ruthless Charmer" です。 裏表紙より 『”リージェント街の放蕩者たち” の異名を持つ社交界の花…

はしばみ色の甘い誘惑(リージェント街の放蕩者-1-)

ジュリア・ロンドン 著 はしばみ色の甘い誘惑(リージェント街の放蕩者-1-) まずまず面白かったです。しかし sex シーンが多すぎるように感じました。 原題は、”The Dangerous Gentleman" です。 裏表紙より 『”リージェント街の放蕩者たち” の異名を持つ「…

残り者

朝井まかて 著 残り者 慶応四年(1868年)の四月十日は、江戸城明渡しの沙汰により、大奥からすべての者が出ることになる日である。 天璋院は「ゆるゆると、急げ」と命じて、自らも一橋邸に移った。 十一年前に十五の齢で大奥に上がり、呉服之間に勤める「り…

いにしえの真珠に愛を誓って

ジャッキー・ダレサンドロ 著 いにしえの真珠に愛を誓って まずまず面白かったです。ありえない ”呪い” がテーマになっています。 原題は、”Who will take this Man?" です。 裏表紙より 『摂政時代のロンドン、結婚仲介人「メレディス・チルトン=グリスデ…

ふたたび、恋が訪れて

カーラ・ケリー 著 ふたたび、恋が訪れて 大変面白かったです。目に涙が貯まるような箇所もありました。 原題は、”Mrs. Drew Plays Her Hand" です。自分の手で勝負するという意味です。 訳者あとがきより 『1812年、イングランドのヨークシャー州。「ロクサ…

貸借 (百万石の留守居役-7-)

上田秀人 著 貸借 (百万石の留守居役-7-) 半年ごとに刊行される、著者の文庫本作品のなかで、『百万石の留守居役』シリーズは最も良い物でしょう。しかし例によって繰り返し書かれたことが多すぎます。それらをはぶくとかなり短くなるでしょう。 半年ごとな…

愛の誘惑は太陽の色

ローラ・リー・ガーク 著 愛の誘惑は太陽の色 原題は、”She's No Princess" です。 ”The Guilty Series" シリーズの第四巻です。 四巻の中で最も面白く感じました。会話の面白さが抜群です。 第二巻の主人公、作曲家「ディラン・ムーア」の兄である「イアン…

愛の眠りは琥珀色

ローラ・リー・ガーク 著 愛の眠りは琥珀色 原題は、”The Marriage Bed" です。面白く読みました。 ”The Guilty Series" シリーズの第三巻です。 第一巻の主人公「トレモア公爵」の妹である「ヴァイオラ・ハモンド」が第三巻の主人公です。 「ハモンド子爵」…

愛の調べは翡翠色

ローラ・リー・ガーク 著 愛の調べは翡翠色 原題は、”His Every Kiss" です。面白く読みました。 ”The Guilty Series" シリーズの第二巻です。 前作の主人公「トレモア公爵」の友人として登場した作曲家「ディラン・ムーア」が第二巻の主人公です。 舞台は、…

愛のかけらは菫色

ローラ・リー・ガーク 著 愛のかけらは菫色 原題は、”Guilty Pleasures" です。面白く読みました。 ”The Guilty Series" シリーズの第一巻です。 ”The Guilty Series" シリーズのテーマは、愛と結婚、すなわち『女性は往々にして結婚は愛情とは切り離せない…