上田秀人 著 貸借 (百万石の留守居役-7-)
半年ごとに刊行される、著者の文庫本作品のなかで、『百万石の留守居役』シリーズは最も良い物でしょう。しかし例によって繰り返し書かれたことが多すぎます。それらをはぶくとかなり短くなるでしょう。
半年ごとなので、前の巻の内容を忘れてしまっている事が多いので、いつも前の巻と新しい巻を続けて読んでいます。
加賀百万石の新米留守居役「瀬能数馬」は、会津へ使者として行き、会津藩に『貸し』を二つ作って江戸へ帰ってきた。しかしこの会津行は悪手であると婚約者の父である加賀百万石の筆頭家老から指摘される。ここまでが前巻である。
数馬は参勤交代担当の留守居役となる。--------
武士を無頼が襲うというような普通起こりえない様なことが頻繁におこりますね。
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