2020-01-01から1年間の記事一覧

庄司紗矢香&ヴィキングル・オラフソン

アンコール : バルトーク: ルーマニア民族舞曲 パラディス: シチリアーノ 庄司紗矢香は、一段と腕を上げましたね。 最後の曲や、アンコールを聞いていると、大家の風格があります。 会場は、市松模様で、切符完売でしたが、空席が目立ちました。感染者が増…

千住真理子 Bach無伴奏ソナタ&パルティータ全曲

Ticket 購入していたのですが、体調が悪く行けませんでした。 10年前にも、同じプログラムで、同じホールで聞いています。 私、そんなに彼女を買っている訳ではなく、この10年間、全く彼女の音楽会には行っていません。 しかし、この10年間で、彼女が…

音楽講座 XI 「Beethoven」

楽しい音楽会でした。今日は、寒さ対策でイッパイ着て行きました。 西村 朗さんのお話も楽しいです。 演奏された楽章と、追加された曲を列記します。 op.2-1 1st mov. op.111 1st mov. op.59-1 1st mov. WoO 59 op.27-2 1st mov. op.76 op.74 3rd mov. op.47…

徳永慶子 コンサート

アンコール : マスネ「タイスの瞑想曲」 千本桜 会場はとっても寒かった。 暖房はなし、ドア空きっぱなしで、大型扇風機で風を出していました。 小品集は難しいですね。一曲ずつトークがあったので間が持ちましたが。 中には「いいなー」と思う曲もありまし…

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ゲルギエフ指揮

アンコール: ◆堤剛(チェロ) シューベルト:「ロザムンデ」よりマーチ◆デニス・マツーエフ(ピアノ) シベリウス:エチュード Op.76-2◆ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー:「眠れる森の美女」よりパノラマ ウィーン・フィルがオーストリ…

探花(隠蔽捜査ー9ー)

今野 敏 著 探花(隠蔽捜査ー9ー) 隠蔽捜査シリーズ第9回 探花 が、小説新潮2020年10月号から始まっています。 「竜崎伸也」は、神奈川県警の刑事部長として赴任した。 最近、「八島圭介」という竜崎とキャリア同期が、神奈川県警の警務部長として…

盤上の向日葵

柚月裕子 著 盤上の向日葵 面白いです。面白い本が続いています。 大宮北警察署の「佐野直也」刑事と県警捜査一課の「石破剛志」警部補は、白骨死体の捜査でコンビを組んだ。 天木山の山中から発見された。遺体と共に、将棋の駒が発見したされた。それは、六…

それまでの明日

原 尞 著 それまでの明日 面白いと思います。 表紙裏側の紹介文 『11月初旬のある日、渡辺探偵事務所の「沢崎」のもとを「望月皓一」と名乗る紳士が訪れた。消費者金融で支店長を務める彼は、融資が内定している赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、内々…

ダークナンバー

長沢 樹 著 ダークナンバー 面白いです。 ダークナンバーとは、存在しない人間のことで、ここでは、海外から密入国してきて、戸籍のない状態から、不法に日本人の戸籍を手に入れる前の人を指している。 「渡瀬敦子」は、刑事捜査支援分析センターの係長で、…

人を乞う

あさのあつこ 著 人を乞う すごく面白かったです。 久しぶりの記事です。 (コロナ騒動の最中に、Windowsが壊れて、MacBookAirに変え換えました。) (読書記録も無くなってしまいました。) 本書は、「天を灼く」、「地に滾流」、に続く三部作の三作目です…

甲子園球場 ヤクルト戦

7月15日 甲子園球場でヤクルト戦を見ました。途中で降雨となり、中断、しかも負けました。 凄く良い席です。観客も5,000人以下とまばらです。 阪神の敗因は、ピッチャー起用です。伊藤がねー。回のはじめから能見を出せばよいのに。 攻撃面では、3番、4…

ノースライト

横山秀夫 著 ノースライト 書店で、64(ろくよん)とノースライトがセットで陳列されているのを見ました。 64(ろくよん)を図書館で借りだし、大変面白かったので、ノースライトを借りだし申し込みしました。大変な予約数があり、一年四ヶ月して、やっ…

神尾真由子  3つのJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ

アンコール : Bach Solo Viollin Sonata No.2 3rd Mov これまで、数多くの奏者の無伴奏を聴いてきましたが、こんな演奏は初めてです。 神尾真由子節、神尾真由子流の演奏でした。 早めのテンポで、凄いテクニックで、小気味よく弾いていくのは、ある種の…

輪舞曲(ロンド)

朝井まかて 著 輪舞曲(ロンド) 婚家を捨てて、大正の劇壇を駆け上った伝説の女優・「伊澤蘭奢」の生涯。 二十七歳で津和野から夫と子を捨て出奔した女は、東京で女優・伊澤蘭奢へと変身した。「四十になったら死ぬの」と言い、キャリア絶頂で言葉通りに世…

暗約領域 新宿鮫Ⅺ

大沢在昌 著 暗約領域 新宿鮫Ⅺ 書評も書くのは久しぶりです。 コロナ自粛中は、テニスコート休み、音楽会は中止、レストランも休業、図書館さえも休館(本を読むしかすることがないのに)で、もっぱら電子本で読書していました。 もっとも、本書は休館明けの…

検事の死命 [-3-佐方貞人シリーズ]

柚月裕子 著 検事の死命 [-3-佐方貞人シリーズ] 佐方貞人シリーズの、第1巻から第3巻まで読みました。 第1巻は、長編、第2巻は、4つの短編集、第3巻は、2つの短編と1つの中編からなっています。 私の読書感としては、第1巻は、面白いことは面白いが…

サー・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル

アンコール : J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調 BWV828から サラバンド ブラームス:アルバムの小品 メンデルスゾーン:無言歌第1集 op.19bから 「甘い思い出」 無言歌第6集 op.67から「紡ぎ歌」 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 op.53 …

ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽

アンコール : 無し コロナウイルスで開催が危ぶまれていましたが、無事開催されました。東京では、無観客で、ストリーミング配信でした。 素晴らしい演奏でした。これを上回る演奏を聴いたことがありませんし、この先、私が聴けるとは思えません。もともと…

愛する心を取り戻すなら

メアリ・バログ 著 愛する心を取り戻すなら 面白いです。 この小説は、レジデント物の範疇を超えた、とっても素晴らしい小説です。 原題は、 ” Only A Promise” です。 「サバイバーズ・クラブ・シリーズ」の第5巻目です。 訳者あとがき より 『「ベリック…

バッハ・オルガン作品全曲演奏会 アンコール企画 Vol.2 小糸 恵

アンコール : J.S.Bach カンタータ「神の時こそいと良い時」BWV106より 第1曲 Sonatina 後半の一曲目 BWV622 がとっても良かったです。 このシリーズ、休日の場合は満員になることが多いのですが、今日は空席が目立ちました。 ✰✰✰✰ ===================…

SQの饗宴Vol.4 ベネヴィッツ・クァルテット

アンコール : エルヴィン・シュルホフ 弦楽四重奏のための5つの小品より 「タンゴ」、「タランテラ」、「チェコ風」 破綻のない演奏、和音も美しいし、アンサンブルの問題ない。 しかし、感動が湧いてこない。私のせい(精神状態)かなーーーー。 アンコー…

許されざる情事

ロレス・アン・ホワイト 著 許されざる情事 原題は、 ” The Drowned Girls” です。 面白かったです。 「アンジー・パロリーノ・シリーズ」の第1巻目です。2巻以降は日本語未訳です。 裏表紙より 『 性犯罪課の刑事「アンジー」は、凄惨な現場を目にするこ…

諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュ デュオ・リサイタル 

アンコール : クレイスラー 愛の悲しみ 一曲目、ヴァイオリンとピアノのバランスが悪く、ピアノの音が大きすぎるように思いました。しかし二曲目、三曲目ではそういうことはありませんでしたので、 一曲目は、ヴァイオリンの伴奏付きピアノソナタとして意図…

江戸の闇風(-1-) 黒桔梗裏草紙

山本巧次 著 江戸の闇風(-1-) 黒桔梗裏草紙 面白かったです。 この筆者の「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」シリーズを愛読しています。 この新シリーズ、先のに比べ、面白さはやや劣ります。 解説より 『 寛政の改革を行った松平定信が老中の任を解かれ二…

エサ・ペッカ サロネン フィルハーモニア管弦楽団 庄司沙矢加

ソリスト・アンコール :パガニーニ うつろな心による序奏と変奏曲より主題 オケ・アンコール : オケ楽団員は、譜面を用意していましたが、 指揮者がアンコール無しを選択したようです。 大変良かったです。火の鳥が良かったです。 庄司沙矢加も熱演でした…

グッドバイ

朝井まかて 著 グッドバイ 書籍に関する書き込みをするのは、今年初めてですが、読んだ書籍は14冊目です。 大変面白いと思います。朝日新聞に掲載されていたので、既読の方多いでしょう。 「お希以」は、長崎の油屋町で菜種油を商う、大浦屋の女主である。…

芸文Or. Mozart K.364 シュトイデ(Vn)

アンコール : Mozart セレナーデ第13番 ト長調 K.525 Eine kleine NachMusik より 第4楽章 ロンド(アレグロ) とっても良かったです。これまで数多くの K.364 を聞いてきましたが、今日が Best といって良いぐらいの演奏でした。 フォルクハルト・シュト…

ニューイヤー・コンサート2020 ウィーン・リング・アンサンブル

アンコール : ヨーゼフ・シュトラウス「おしゃべりなかわいい口」 ヨハン・シュトラウスⅡ「美しく青きドナウ」 ヨハン・シュトラウスⅠ「ラデッキー行進曲」 毎年の恒例の音楽会です。今年は、これも恒例の「ローマ春のスオーレ」と日が重なり、行けませんで…