2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今野 敏 著 キンモクセイ 大変面白いです。一気に読みました。読んでいる途中で、これは今野 敏の最高傑作かなとも思いましたが、巻末でやや緩みましたので、代表作の一つになるとーーーー。 「隼瀬順平」は、警察庁警備局警備企画課の課長補佐だ。年齢三十…
山本功次 著 八丁堀のおゆう -5- ドローン江戸を翔ぶ (大江戸科学捜査) すこし脱線ぎみになってきました。 大江戸科学捜査シリーズの第5巻目です。 裏表紙より 『連続する倉破りに翻弄される南町奉行所の「伝三郎」らのため、江戸と現代で二重生活を送る…
最後の演奏は、Bach 無伴奏チェロ組曲 第2番 プレリュード 鳥の歌 座る席を変って聞くと、やはり違う。音の質は同じであるが、響きが違う。 一階後部席は、響きが少ない。二階席の為、天井が低くなる。 三階席は、すごく響く。独奏チェロが巨大な楽器になる…
ソリスト・アンコール : 藤倉 大 作曲 Kusmetche 悲愴、素晴らしい演奏でした。この曲では、オケ奏者、チェロとチューバをのぞいて全員が立って演奏しています。そして、その効果は十分に出ています。各奏者の体の振りで判ります。 十分なリハーサル時間に…
五十嵐貴久 著 PIT 特殊心理捜査班・水無月玲 最後に凄いどんでん返しがあります。 「蒼井 俊」は、捜査一課直属の捜査支援部署の特殊心理捜査班、PITへの異動を言い渡された。十月の移動が七月に前倒しになった。 俊は、それまでいた部署はSSBC(…
アンコール : ジョルダーノ 「フェドーラ」より第2幕の間奏曲 大変良かった。非常にゆったりしたテンポでした。 その為か、第2番の方がよかったように思います。 やはり、アメリカのオケですね。くすんだ渋い音色の対極にあります。 金管もその存在を明確…
大沢在昌 著 魔女の封印 「魔女」シリーズの第三巻目です。 主人公「水原」は、裏社会のコンサルタントである。男の人間性を一瞬で見抜く能力をもつている。 「星川」は、水原の相棒で、元警察官で男性から女性に性転換した私立探偵。 「湯浅」は、元警視庁…
ジョアンナ・シュープ 著 公爵夫人の秘密 しょうむないけど、面白い。 裏表紙より 『結婚式以来、八年ぶりに見た夫「ニコラス・フランシス・シートン コルトン公爵」はみだらな女性を膝の上に座らせた、まさに堕落した公爵と呼ばれる姿そのものだった。だが…