ベルリン・フィルハーモニー キリル・ペトレンコ指揮

アンコール : 無し

 

 ベルリンフィルは、日本で10公演を行います。そのうち、東京が5公演。プログラムは2種類、大阪のプログラムはよく無いですね。音楽的な感動を得る曲ではありません。

 ベルリン・フィルの技能を見せる曲です。また2曲目は、樫本大進のヴァイオリンを聞かせる為の選曲と思われます。

 ベルリン・フィルの音色は、綺麗ですが、ウィーン・フィルの様な艶は無く、もう少し鋭い音です。

 選曲通り、ベルリン・フィルの高い演奏能力を見せつける演奏でした。本当に上手いです。アンサンブルも完璧です。

 前半の弦編成は、7、6、5、4、3プルト、後半はそれぞれ1プルト増えます。後半の曲では、ホルンは8名でした。ハープは前半1台、後半2台、綺麗に聞こえていました。これほどハープがくっきりと聞こえたのは初めてです。プログラムによるとハープは1名しか書かれていませんでしたが。

 

 前半の途中で大きな音がしました。チェリストが椅子から転げ落ちて、床に延びてしまいました。客席から、帯同していると思われる、ドクターが走って舞台に上がっていました。当然、音楽はしばらく止まりました。両脇を抱えられて歩いて退場しましたので、たいした事がなければ、いいのですが。

 

 

 

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