新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実

峰 宗太郎 著 新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実

 

 米国在住の「峰宗太郎」と編集者のインタビューで構成されている。

 2020年11月時点です。

 

1. テレビで新型コロナの未来予測を話しする人は・・・・・

  数理モデリングとか感染症学の知識が極めて重要である。私の専門外です。

  テレビに出ている人で専門の人はいません。

  「尾美先生」だけは述べる資格があると思いますが、丁重に回避して触れていない。

  北海道大学から京都大学に移られた「西浦先生」は疫学モデリングの第一人者なので、

  精度が高いと思います。

2.神戸大学の「中澤先生」によると、インフルエンザの致死率は0.02%、

  新型コロナの致死率は、2%。

3.対策の中心は飛沫感染を防ぐこと

4.「集団免疫」を達成する現実的な手段はワクチン

5.ワクチンにはいろんな種類がある。

6.核酸ワクチンは、人類が初めて経験するワクチン

  ベクターワクチンも、不活性化ワクチンも実績が少ない

  長期的な予後が分からない。

  子供の時に打って、寿命をまっとうするまで、問題のないこと

7.ワクチンを二度打つ理由

8.ワクチンの効果はどれぐらいの期間あるのか?

9.ワクチンを打って抗体ができても、呼吸器系では、鼻、喉では効果が薄い。

10.GoToキャンペーンについて

11.体調が悪ければ休む

12.PCR検査

   PCR検査の感度は7割程度。3割は陰性となる。

   陰性なのに陽性と判断される割合は、1%

   陽性と思われる人(病床的に or 濃厚接触者)の確定に使うのが良い。

   1000万人を検査して、(実際の感染者は1万人として)

    間違って陽性を判断される人は、10万人

    検査で陽性と判断される人は7000人

    本当に治療の必要な陽性者は6.5%しかない

   PCR検査数が多いとしてもあまり意味がない。

 

このように興味深い内容です。

読む人により、興味を引く項目は違うと思うので、是非一読ください。

 

 

[追記] 

webで続報が出ていたので、

1.峰先生は『モデルナかファイザー・ビオンテックのmRNAワクチンを自分にも打つ

  とTwitterで宣言されました、

  人で試した試験結果がどんどん出され、打つ価値があると判断されました。

2.変異ウイルスについて

   (参照)新型コロナの変異は「当たり前」の話、騒げば騒ぐだけ損:日経ビジネス電子版

3.第三波感染、勝負の三週間

4.「ひとりメシ」について

   感染者が増えている地域において、外食は1人だとしてもお勧めしたくない。

5.公的権力を伴うハードロックダウン

  これを実施て効果が出ているのは、中国、台湾、ニュージランド

6.峰先生は、1月23日にモデルナのワクチンを打ちました。

 

 

 

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