アンコール : (ソリスト)パガニーニ ネルコル ピウ ノン ミ セントのテーマ
このオーケストラ、やはり独特の音色がありますね。チャイコフスキーの5番では、その音色が生きていました。また、楽団のパート配置も、(Vn1、Vc、Va、Vn2で、DBがチェロの後方、金管楽器が、Vaの後方です)その効果を一層際立たせていました。素晴らしかったです。
前半のシベリウス、いまひとつヒンときませんでした。庄司の Va は、すごく上手くなっていると思いましたが。チャイコフスキーのV-conを、このオケの伴奏で、聞きたかったですね。指揮者が代わったから、かもしれません。
それにしても、シンフォニーホール、いい音ですね。昨日のフェスティバルと違います。全体の音も聞こえるし、細部の音も聞こえます。直接体に、音が当たるような感触もあります。
上野製薬がこの日本ツアーを協賛しています。切符を買った時、ちっともいい席が残っていないなと思ったのですが、真ん中の真ん中の一番いい所を、上野製薬が買い占めいました。私の隣の上野製薬関係の人でした。一番いい席に座っている会長夫人(?)に皆さん、夫婦ずれで挨拶に行かれ、大変ですね。音楽の嫌いな人もいるのに。
庄司紗矢香のヴァイオリンも上野製薬が貸しています。
今日、フェステイバルでやらなかったのは、上野製薬の意向が入っていると思います。あそこなら、Box席があり、来賓に便利な筈です。
実は、個人的なことですが、以前住んでいた所は、上野さんの自宅のすぐそばでした。
[追記] 今日のコンサートマスタは、一番初めに出てきましたが、すぐに着席しました。
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