ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽

アンコール : 無し コロナウイルスで開催が危ぶまれていましたが、無事開催されました。東京では、無観客で、ストリーミング配信でした。 素晴らしい演奏でした。これを上回る演奏を聴いたことがありませんし、この先、私が聴けるとは思えません。もともと…

愛する心を取り戻すなら

メアリ・バログ 著 愛する心を取り戻すなら 面白いです。 この小説は、レジデント物の範疇を超えた、とっても素晴らしい小説です。 原題は、 ” Only A Promise” です。 「サバイバーズ・クラブ・シリーズ」の第5巻目です。 訳者あとがき より 『「ベリック…

バッハ・オルガン作品全曲演奏会 アンコール企画 Vol.2 小糸 恵

アンコール : J.S.Bach カンタータ「神の時こそいと良い時」BWV106より 第1曲 Sonatina 後半の一曲目 BWV622 がとっても良かったです。 このシリーズ、休日の場合は満員になることが多いのですが、今日は空席が目立ちました。 ✰✰✰✰ ===================…

SQの饗宴Vol.4 ベネヴィッツ・クァルテット

アンコール : エルヴィン・シュルホフ 弦楽四重奏のための5つの小品より 「タンゴ」、「タランテラ」、「チェコ風」 破綻のない演奏、和音も美しいし、アンサンブルの問題ない。 しかし、感動が湧いてこない。私のせい(精神状態)かなーーーー。 アンコー…

許されざる情事

ロレス・アン・ホワイト 著 許されざる情事 原題は、 ” The Drowned Girls” です。 面白かったです。 「アンジー・パロリーノ・シリーズ」の第1巻目です。2巻以降は日本語未訳です。 裏表紙より 『 性犯罪課の刑事「アンジー」は、凄惨な現場を目にするこ…

諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュ デュオ・リサイタル 

アンコール : クレイスラー 愛の悲しみ 一曲目、ヴァイオリンとピアノのバランスが悪く、ピアノの音が大きすぎるように思いました。しかし二曲目、三曲目ではそういうことはありませんでしたので、 一曲目は、ヴァイオリンの伴奏付きピアノソナタとして意図…

江戸の闇風(-1-) 黒桔梗裏草紙

山本巧次 著 江戸の闇風(-1-) 黒桔梗裏草紙 面白かったです。 この筆者の「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」シリーズを愛読しています。 この新シリーズ、先のに比べ、面白さはやや劣ります。 解説より 『 寛政の改革を行った松平定信が老中の任を解かれ二…

エサ・ペッカ サロネン フィルハーモニア管弦楽団 庄司沙矢加

ソリスト・アンコール :パガニーニ うつろな心による序奏と変奏曲より主題 オケ・アンコール : オケ楽団員は、譜面を用意していましたが、 指揮者がアンコール無しを選択したようです。 大変良かったです。火の鳥が良かったです。 庄司沙矢加も熱演でした…

グッドバイ

朝井まかて 著 グッドバイ 書籍に関する書き込みをするのは、今年初めてですが、読んだ書籍は14冊目です。 大変面白いと思います。朝日新聞に掲載されていたので、既読の方多いでしょう。 「お希以」は、長崎の油屋町で菜種油を商う、大浦屋の女主である。…

芸文Or. Mozart K.364 シュトイデ(Vn)

アンコール : Mozart セレナーデ第13番 ト長調 K.525 Eine kleine NachMusik より 第4楽章 ロンド(アレグロ) とっても良かったです。これまで数多くの K.364 を聞いてきましたが、今日が Best といって良いぐらいの演奏でした。 フォルクハルト・シュト…

ニューイヤー・コンサート2020 ウィーン・リング・アンサンブル

アンコール : ヨーゼフ・シュトラウス「おしゃべりなかわいい口」 ヨハン・シュトラウスⅡ「美しく青きドナウ」 ヨハン・シュトラウスⅠ「ラデッキー行進曲」 毎年の恒例の音楽会です。今年は、これも恒例の「ローマ春のスオーレ」と日が重なり、行けませんで…

関西弦楽四重奏団 & 豊嶋泰嗣(ヴィオラ) “ブラームス/弦楽五重奏曲 全曲演奏会”

アンコール : なし 良かったです。 Beethven のString Quartet 演奏会では、なにか不満がありましたが、今日はそんなことはなく、良かったです。多分、練習量が多かったと思います。 Haydon も良かったです。 Brahms ですが、Va が一本入るだけで、全然かわ…

古楽最前線 2019 Vol.3 オペラ・バレの歴史&ラモー

アンコールなし フランスでは、ダンスというのが、ルイ14世や、マリーアントワネットが愛好したことにより、非常に盛んで、オペラに付随して、セットになっていたそうです。 今日は、前半はフランスバロック音楽と、古典ダンスの組み合わせで、後半は、酢…

マリインスキー歌劇場管弦楽団 / ゲルギエフ / 五嶋 龍

ソリスト・アンコール : クライスラー「レチタィヴォとスケルツォ・カプリース」 Op.6 オケ・アンコール : ストラヴィンスキー バレエ「火の鳥」より 子守歌と終局 いい音楽会でした。 マリンスキー歌劇場管弦楽団は、オペラ劇場付属のオケの範疇を大きく…

音楽講座 作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方 Ⅹ 

アンコール : 無し 楽しい音楽会でした。この¥500 の会も10回目になりました。 BWV1043 ですが、Vn が二つと、ピアノの合奏でしたが、チェンバロで聞きたかった。 当然ですが、Beethoven と Bach は全然ちがいますね。対比が面白かったです。 ✰✰✰ ======…

公爵の危険な情事

ロレイン・ヒース 著 公爵の危険な情事 原題は、 ” A Duke of Her Own” です。 普通の人には、面白くないと思いますが、私は面白かったです。 「The Rogues & Roses」の第1巻目です。 裏表紙より 『 1888年。伯爵家の娘「ルイザ」は未婚女性の付添役として…

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/ヤルヴィ指揮

アンコール : Tchaikovsky トレパーク「くるみ割り人形」より Sibelius 悲しきワルツ「クオレマ」より とっても良かったです。 Ticket を買った時は、気づかなかったのですが、今日家を出るときチラシを見て、変な選曲と思いましたが、そんなことはありませ…

オータム・スペシャルコンサート

アンコール* 無し 大変良かったです。 一曲目はなんとなくパーとしないなーと思いました。 二曲目の Duet の三楽章、Vn のピチカートとピアノの掛け合いの辺から俄然よくなりました。 三曲目の Quintet は、熱演でした。常設の Quartet とは違い、上手いプ…

ベルリン・フィルハーモニー・オーボエ・カルテット

アンコール : Mozart 「魔笛」より 夜の女王のアリア 楽しい音楽会でした。 今秋のベルリン・フィル アジア・ツアーは日本だけです。 13日、名古屋からスタートし、14日、15日大阪、16日福岡、19日川崎、20~22日東京で終わりです。プログラムは二つです。o…

パワー・プレイ

ペニー・ジョーダン 著 パワー・プレイ 面白いです。 訳者あとがきより 『「レイチェル・リー」は、十七歳になるかならないかせ強姦された。血まみれのレイチェルはいつか必ず復讐をしてやると誓った。 貧しく、学なく、天涯孤独のジプシー娘が、強姦者とそ…

ベルリン・フィル ズービン・メータ指揮 Bruckner 8 & Eroica、Don Quixote

第1夜、第2夜 : アンコール無し 今日は、Bruckner No.8 でした。 メーターは昨年秋には、車椅子で登場しましたが、今回は杖を突いて、一人で歩いて登場です。 Bruckner No.8 は、初めて聴く曲だと思います。自宅で聴いても、この迫力、ダイナミックレン…

ウィーン・フィル クリスティアン・ティーレマン指揮

プログラム変更 : 「こうもり」 → オペレッタ「ジプシー男爵」序曲 アンコール : エドゥアルト・シュトラウス1世 ポルカ・シュネル 「速達郵便で」 Op.259 大変良かったです。終始緊張感がありました ウィーン・フィルは、毎年この時期に、来阪しています…

サー・アンドラーシュ・シフ&カペラ・アンドレア・バルカ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会 第1日

アンコール : Beethoven ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.37 「皇帝」より 第2楽章、第3楽章 Beethoven ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 Op.81a 「告別」より第1楽章 大変良かった。 ピアノも良かったし、オケも良かった。 ソロ・ピアノとオケが一体…

落花狼藉

朝井まかて 著 落花狼藉 面白いです。 本書は、吉原の西田屋「甚右衛門」の女房「花仍(カヨ)」の物語である。 四、五歳の頃、一人でうろついていてひろわれ、西田屋の娘分として内所で育った。勝気な子で、結局貰い手がなく、甚右衛門が嫁にした。 御免状…

トリガー

真山 仁 著 トリガー 面白いです。 筆者の小説らしく、時事的で、設定も 2020年の東京オリンピックとなっています。 前置きが長く、登場人物も多才で、国籍が三か国、日本、韓国、アメリカとなっています。 北朝鮮の工作員が次々と殺される。北朝鮮工作…

ジャン・ロンドー チェンバロ・リサイタル

アンコール : F.クープラン 神秘的なバリケード ラモー 組曲 イ短調より 「3つの手」 良い音楽会でした。 演奏曲順は、BWV997、BWV906、K.132、K.175、K.208、K.119、BWV974、 K.6、K.481、BWV971、BWV1004、でした。 緊張感をたたえた演奏でした。聴く…

SQの饗宴Vol.3 ドーリック・クァルテット

アンコール : バルトーク 弦楽四重奏曲 第5番 より 第3楽章 大変良かったです。 コンクール優勝時より、VnⅡ と Va のメンバーが代わっています。 常設の弦楽四重奏団ならではの良さが、随所にみられます。 素晴らしい和音、早いパッセージでのアンザッツ…

錯迷

堂場 瞬一 著 錯迷 面白いです。 神奈川県警捜査一課長補佐「萩原哲郎」は、一課長「仲本一郎」に呼び出された。 同じ部屋にいながら、どうして外に呼ぶ出されなければならないのかーーーー。 『桜庭利佳子が亡くなった』、五十七歳、鎌倉南署長である。 『…

飛雲のごとく

あさのあつこ 著 飛雲のごとく 大変面白いです。一気に読めました。 「新里林弥」は元服した。鳥帽子親は「小山田正近」だ。元大目付である。 年が明ければ、十七歳だ。新里家の当主として家を背負わなくてならない。家族は、母「登勢」、義姉「七緒」だ。 …

古楽最前線 2019 Vol.2 ピエール・アン(チェンバロ)

アンコール : J.S.バッハ: 1. サラバンド(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より) 2. プレリュード(リュート組曲 ト短調 BWV995より) C-B.バルバドール: 3. クラヴサン曲集 第1集から 第11曲 ラ・リュジャック 上記以外に…