最後の演奏は、Bach 無伴奏チェロ組曲 第2番 プレリュード
鳥の歌
座る席を変って聞くと、やはり違う。音の質は同じであるが、響きが違う。
一階後部席は、響きが少ない。二階席の為、天井が低くなる。
三階席は、すごく響く。独奏チェロが巨大な楽器になる。
一階席前方の響きはその中間である。
フェスティバル・ホールは楽器の直接音は、聞こえない。すべて響きだけである。
奏者が、舞台中央、舞台最前部、舞台最後方、舞台の奥で隅、これも響きは変わる。
一番前で演奏した場合は、直接音はやや聞こえるようになる。
やはり、オペラとコンサートは両立しない。
シンフォニー・ホールは、コンサート専用ホールで、直接音と響きのバランスが取れている、素晴らしいホールであると再確認できた。
14日に聴いた、クルレンツィス指揮ムジカエテルナは、ホールなど関係なく素晴らしい演奏であった。指揮者は、ホールの響きを計算して、演奏していたのかもしれない。
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