ツアー「音響学から読み解くフェスティバルホールの魅力」

f:id:threeDEW:20190204150932j:plain

f:id:threeDEW:20190218222648j:plain

f:id:threeDEW:20190218223141j:plain

 

最後の演奏は、Bach 無伴奏チェロ組曲 第2番 プレリュード

       鳥の歌

 

 座る席を変って聞くと、やはり違う。音の質は同じであるが、響きが違う。

一階後部席は、響きが少ない。二階席の為、天井が低くなる。

三階席は、すごく響く。独奏チェロが巨大な楽器になる。

一階席前方の響きはその中間である。

フェスティバル・ホールは楽器の直接音は、聞こえない。すべて響きだけである。

 

 奏者が、舞台中央、舞台最前部、舞台最後方、舞台の奥で隅、これも響きは変わる。

一番前で演奏した場合は、直接音はやや聞こえるようになる。

 

 やはり、オペラとコンサートは両立しない。

 

シンフォニー・ホールは、コンサート専用ホールで、直接音と響きのバランスが取れている、素晴らしいホールであると再確認できた。

 

  14日に聴いた、クルレンツィス指揮ムジカエテルナは、ホールなど関係なく素晴らしい演奏であった。指揮者は、ホールの響きを計算して、演奏していたのかもしれない。

 

 

 

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================