オッドアイ・シリーズの第四巻目です。
自衛隊の特戦群出身という異色の経歴を持つ警察官「朝倉俊暉」(元警視庁捜査一課で現在はK島の駐在巡査)の元上司・捜査一課の「桂木課長」と自衛隊の中央警務隊の所属する「国松陸曹長」、「中村曹長」、そして隊長の「後藤田一等陸佐」が、K島を訪れた。
このメンバーは、以前も一緒に仕事をしたことがあった。
今回もトップシークレットの事件の捜査依頼である。
しかも今回は、鹿児島県警への出向である。
先月に、護衛艦が南九州に派遣された。
鹿児島県熊毛郡、虫が島の沖合で、海底に沈められた六体の遺体を発見した。しかし極秘任務である為に、自衛隊が発見者になれない。それで、朝倉に死体の第一発見者になってほしい。死体の回収に警察官として立ち会い、遺体が古かったり、自然死の場合は捜査をおこなわない。
普天間基地の移転先候補として挙がられ、その可能性を探る為に、秘密裏の行動する必要が、自衛隊にはあったのだ。
今回は朝倉の相棒として、夫婦役で、婦人警官を帯同することになる。
こうして、朝倉は虫が島で捜査を開始する。ーーーーー。』
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