永遠(とわ)の誓いは夜風にのせて

キャサリン・コールター  著 永遠(とわ)の誓いは夜風にのせて

 

  原題は  ”The Valentine Legacy” です。

 「レガシー・シリーズ」の第3巻目です。

 

 裏表紙より

 『1882年、米国ボルティモア。父が厩舎の経営者で、女だてらに人気機種として活躍する「ジェシー・ウォーフィールド」。

 英国にも大きな厩舎を経営し、自身もレースに出場する精悍な青年「ジェイムス・ウィンダム」(マーカス・ウインダムの従弟)。

 ジェシーとジェイムスはライバル同士で、ふたりはいつも激しい火花を散らしていた。

 ジェシーは六年前に初めて出会った日からひそかに淡い恋心を抱いていたものの、ジェイムスのほうは彼女を女性として見ておらず、妹扱いするばかり。

 そんなおり、あらぬ噂をたてられたジェシーは気持ちをあらたに英国に渡ることにすし、チェイス伯爵「マーカス・ウインダム」の屋敷を訪ねる。ーーーーー。』       

       

 

 

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青春の坂

葉室 麟 著 青春の坂

 

 面白いです。一気に読みました。

 扇野藩シリーズです。

 

 扇野藩の財政は、破綻寸前となった。

 藩主「千賀谷右京太夫定家」は、郡代「檜 弥八郎」を中老に登用して藩政改革にあたらせた。 弥八郎はもとは、三十石の軽格だったが、才腕を振るって郡代にまで昇り、七百石の身分になっていた。

 弥八郎の施政は厳しく、いつしか黒縄地獄と呼ばれるようになった。そのため、落ち度のない罪により、家老たちにより、切腹を言い渡される。

 弥八郎の長男「慶之助」は二十二歳で、遊学の為、江戸に出ており、俊秀を謳われ、将来は、扇野藩を背負うと見られていたが、弥八郎と慶之助はそりが合わなかった。

 慶之助は、世子「左近将監 仲家」に気に入られており、まだ部屋住みの身で咎を受けなかった。

 弥八郎の妻はすでに病没しており、国元には十三歳の娘「那美」が残された。藩の指示で、檜の親戚の中でも最も貧しい「矢吹主馬」に預けられることになつた。

 主馬は、二十五歳で、郡方二十五石という軽格だった。

 

 数年が経過し、藩主定家は病勝ちで、世子の仲家が家督を継ぐことになる。家督相続の前に、仲家は国元に帰ることにする。そして慶之助に供を命じる。そして国元で檜家の家督相続をするように言う。----- ー

 

 

 

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真夏のオルガンコンサート

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アンコール : Christoph Wolfgang Druckenműller Praeludium in D Major

 

 満席で、補助椅子まで出ていました。Ticketを買ったときには、オルガンのペダルが見える席は販売されていなかったのに。価格が手頃な為ですかね。

 

 BWV645が、とっても良かったです。

 BWV1068-2は、編曲が変でしたね。

 BWV546、この曲の最初、物凄い不協和音でした。帰宅してからYouTubeで聴き比べしましたが、そんなに不協和音はでていなかったですね。調律ですかね。

 

 

 

 

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警視の休暇 (-1-)

デボラ・クロンビー  著 警視の休暇 (-1-)

 

 面白いです。

 

 原題は  ”A Share in Death” です。

 「警視・シリーズ」の第1巻目です。

 

 裏表紙より

 『ロンドン警視庁のエリート警視「ダンカン・キンケイド」は、遅めの夏休みを楽しむべく車を走らせていた。

 しかし彼を待ち受けていたのは、絵本のように美しい景色とは似合わない、忌まわしい事件だった。

 ホテルの副支配人の感電死を皮切りに、第二、第三の殺人が。犯人は宿泊客のひとりなのか?

 だとしたら誰がーーーーー。』              

 

 

 

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傷痕に優しいキスを

ジュリー・ガーウッド 著 傷痕に優しいキスを

 

 面白いです。「ブキャナン兄弟シリーズ」の九作目です。

 

 原題は  ”The Ideal Man” です。

 

 裏表紙より

 『大学を飛び級で卒業し、若き天才外科医として働く「エリー(エリナー)・サリバン」。彼女はその美貌にもかかわらず、凶悪なストーカーにつきまとわれた記憶から恋愛にも奥手のままだった。

 ところが、目撃した銃撃事件をきっかけに鋭い鋼の瞳を持ったFBI捜査官「マックス・ダニエルズ」に出会う。

 誰よりも危険で、セクシーな彼に、エリーは生まれて初めてのときめきを隠せなかったが、ふたたび蘇った悪夢と銃撃犯の魔手が迫りーーーーー。』              

 

 

 

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朽ちないサクラ

柚木裕子 著 朽ちないサクラ

 

 「森口 泉 」は、米崎県警広報広聴課に勤務している。二十五歳で入庁して今年で四年目だ。

 『平井市女子大生ストーカー殺人事件/警察署職員、両親の被害届を放置中、北海道へ慰安旅行か』と米崎新聞にスクープされた。泉 の所属する広報課は、「富樫」課長以下達その対応に追われててんてこ舞いである。     

 泉 は、米崎新聞社の記者である「津村千佳」と連絡をとった。泉 と千佳は高校同級生で親友であった。大学卒業後は疎遠になっていたが、泉 が米崎署に勤務してからは定期的に会うようになっていた。

 泉 が心配しているのは、泉 の警察学校の友人「磯川俊一」が泉 に渡した北海道土産のお菓子の話を、千佳に話したことであった。泉 は千佳に口止めをしたが、千佳がスクープを書いたのではないかと。

 泉 の問いかけに、千佳は口止めされたから、スクープを書いたのは、絶対に私ではないと否定し、汚名を返上すると言った。

 千佳は、その一週間後に他殺死体で発見された。

 

 泉 と磯川は、この事件を調べ出す。-----

 

 

 

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真珠の涙にくちづけて

キャサリン・コールター 著 真珠の涙にくちづけて

 

 面白いです。

 

 原題は  ”The Wyndham Legacy” です。

 「レガシー・シリーズ」の第1巻目です。

 

 裏表紙より

 『「ジョゼフィーナ」は、第七代チェイス伯爵の私生児である。しかしその抜群の美貌と凜とした雰囲気の為に「妃殿下」と呼ばれている。だが自身の出自に負い目を感じる彼女は周囲に心を閉ざし、ある仕事をしながら静かに暮らしていた。

 そんな折、妃殿下の名付け親である幼馴染の「マーカス・ウィンダム」が突然やってきて、伯爵の死と彼の爵位を継いだことを告げる。

 さらに後見人として、伯爵邸での同居を提案するも、自立した生活を送りたいと拒むジョセフィーナ。

 だが第七代伯爵の遺言が明らかになると、ふたりは思いもかけぬ事態に巻き込まれていきーーーーー。』             

 

 

 

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