アクティブメジャーズ

今野 敏 著 アクティブメジャーズ(倉島警部補シリーズ -4-)

 

 倉島警部補シリーズの第四巻です。大変 面白く、前作と同様に、一気に読めました。

 「倉島達夫警部補」は、一年間のゼロ研修を受けた。ゼロ講習では、公安満としての心得から、技術、世界情勢、他国諜報機関との連携など、ありとあらゆることを学んだ。極めて高度の内容の事項を叩き込まれた。

 研修明けの初日に「上田係長」から『これで、おまえもエース級の仲間入りだな』 といわれる。エース級とは、単独でオペレーションを計画、遂行できる能力のある公安マンのことだ。

 公安総務部の課長に呼ばれる。『君と同じ外事一課に「葉山昇」という男がいます。葉山の行動を洗ってほしい』 同僚で公安外事課のエースの動向を探ることだった。

 以下、裏表紙より

 『同じ日、新聞社の編集局次長が、マンションから転落して死亡した。自殺の線で事件を幕引きしようとする所轄の方針に、本庁と倉島は疑念を抱く。マスコミ界の大物の死、そしてエース公安警察官に降りかかる疑惑。二つを結ぶ謎の女とロシア人ジャーナリスト。そして公安部と刑事部の葛藤。さまざまな思惑が入り乱れる状況を、倉島はどう読み解いていくのか。』

 

 

 

 

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