あさのあつこ 著 燦 -6-花の刃
大変面白いです。『弥勒の月』と同程度の緊迫感、面白さです。しかし短いですね。182頁です。もう少し長く、せめて 400頁ぐらいは欲しいですね。
田鶴藩新藩主「圭寿」は、筆頭家老嫡男「吉倉伊月」と田鶴へ戻る。そして話は元へ戻り、前作の続きから、この巻は始まる。やがて田鶴に戻ったところで、この巻は終わる。
お吉が、静門院により変身され、静門院の手先にされそうである。
『弥勒の月シリーズ』と同様に、難しい漢字の読み方がいっぱい出てきます。心の動きを、言葉を変えて何度も説明する所も同じです。
とっても面白い。次作が待ち遠しい。
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