ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽 (ピアノ四重奏の夕べ)

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アンコール : 無し

 

 ベルリン・フィルのメンバーとっても上手いですね。このような人達で、ベルリン・フィルは構成されているのですね。

 ビオラがとっても上手いです。メロデイーがくっきりと浮かび上がります。弦楽三人の音程がぴったりと合って、和音がきれいです。

 ピアノを含めて、楽器間のバランスよいいです。

 

 このピアノ・クワルテットは、常設でなくてもいい結果の出せる編成ですね。

 

 

 

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悪魔公爵と鳥かごの乙女

 ロレイン・ヒース 著 悪魔公爵と鳥かごの乙女 

 

 面白い。この種の小説の終わりは初めから判っている。これは、その過程が良い。

 

 訳者あとがきより

  『「セント・ジェイムスのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第三弾です。

 「アヴェンデール公爵」は、真剣な恋愛には興味がなく、放蕩の限りを尽くし、世の中をどこか斜めに見ているような人物である。

 ”女詐欺師” がその心を射止めます。艶やかな赤のドレス姿で現れた、「ミセス・ロザリンド・シャープ」通称ローズと名乗る、裕福な未亡人です。

 公爵である自分に媚びない彼女に魅力を感じ、自分のものにしたいと思うようになります。一方のローズもアヴァンデールに惹かれますがーーーーー。』   

 

 

 

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バッハ・オルガン作品連続演奏会 Vol.14 Bach Orgel-Zyklus

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アンコール : J.S Bach  イエスはわが喜び BWV610

        即興演奏

 

 長かったBach のオルガン曲全曲演奏会も終わりました。七年、その前のシリーズをいれると十四年にも亘ります。

 オルガンの手鍵盤も、べダル鍵盤も見える席、それも同じ席で十四年間聴き続けました。

 今日は、七年前の第一回の奏者と同じで、アンコール登場です。

 いい演奏でした。

 

 

 

✰✰✰✰✰ シリーズとして

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魔物

大沢在昌 著 魔物

 

 「大塚」は厚生労働省麻薬取調部 北海道地区事務所に勤務する麻薬取締官である。

 今は、クラブ「コルバドール」で内偵をしている。広域指定暴力団陽亜連合の幹部「高森」を見張っている。

 そこへ、大塚に電話が架かってきた。「国井」という情報提供者からだった。会って話を聞くと「ロシアからメタンをひっぱってくる。小樽で、サハリンからくる船便でロシア人が持ってくる。「ロックマン」というあだ名のロシア人だ。」という情報であった。

 国井から提供された情報を、大塚は上司「塔下」に話した。塔下も上司「袖井」と相談し、関東と東北から八名の応援を得て、北海道の七名を加え、総勢十五名の取締官で捜査にあたることになった。

 船が到着する当日、十五名は小樽港堺町岸壁に集結した。

 ところが、そこへ北海道県警の生活安全部の刑事が現れた。大塚と同じ情報を入手したようだ。

 道警が事務所に突入したが、ロックマンが反抗し、警官二名を殺して逃亡したという。ーーーーー。

 

 

 

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関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

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アンコール : Beethoven Op130 第6楽章

 

 配られたチラシ通りのアンコールでした。

 前回の演奏会がとっても良かったので、ラズモフスキーの三番、その後の演奏会Ticket、二回分を購入しましたが、今日はイマイチでした。

 前回が中期の作品であったのに対して、今日は後期の作品でした。後期の作品を演奏するのには、技量が不足しているのか、あるいは、練習が足りないかのいずれかです。多分練習不足と思います。特に1st Viollin が弱いです。チェロ奏者はとっても上手ですが。

 

 「6回の演奏会全ての半券があれば、素敵なプレゼントを差し上げます」となっていますが、第2回目が不参加です。

 

 

 

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虹のふもと

堂場瞬一 著 虹のふもと

 

 本書は刑事物ではありません。

 野球を題材とした話です。

 「川井秀人」は、通算二百二勝をあげ、大リーグでも五年在籍した、功成り遂げた投手である。今年で、四十五歳である。

 そんな川井は、独立リーグである「JMリーグ」で投げている。

 春先、海岸でトレーニングをしていると、コミッショナーの「秋山」から電話で、面談したいと言われた。

 秋山から「ハワイへ行ってください」と言われた。JMリーグにハワイにあるチームが合流することになり、エクスパンションドラフトで、「オアフ・レインボウ」へ行ってくれと更に言われる。

 秋山は、こうしてハワイへ行くことになったが、このオアフ・レインボウのGM補佐に娘の「美利」がいるという。美利とは、二十年近く会っていない。今、二十三歳である。

 

 

 

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月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話 

折口 真喜子著 月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話

 

 「お涼」は、三十過ぎの船宿の女主人である。伴侶となる旦那がいるわけではない。正確には人の夫はいないが、十二のころに得体のしれない何かと祝言をあげたことがある。その神は「サルタヒコ」と呼ばれているらしい。

 そんなことがあったせいなのか、元来の性質なのか、他の人が見たり聞いたりしないものによく気付く。

 そんなお涼の友達や、周りに集まる人たち、両親のことが、やや不思議な話が語られていく。

 

 

 

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