プログラム変更 : 「こうもり」 → オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
アンコール : エドゥアルト・シュトラウス1世 ポルカ・シュネル
「速達郵便で」 Op.259
大変良かったです。終始緊張感がありました
ウィーン・フィルは、毎年この時期に、来阪していますが、今日は近来にない出来です。当然クリスティアン・ティーレマン指揮だからでしょう。
この楽団の最初の団員 登場は好感が持てます。コンサート・マスターが先頭に、位置について客席の方を見て、楽団員がそろつてから着席します。
今日のコンサートマスターは、右手の動き、体の振り、から素晴らしいコンサートマスター振りです。Tutti の時でも、コンサートマスターの音が直接聞こえてくる気がしました。
管楽器、木管、特に金管は素晴らしいです。管楽器は、頻繁に Top が変ります。誰でもが上手いのでしょうね。当然、弦セクションも素晴らしい音色です。
最初パンフレットを見たとき、変な選曲だと思ったのですが、最初の一音を聴いただけで、そうではないと感じました。この選曲は、ウィーン・フィルの良い面をみせてくれる考えられた選曲です。
ウィンな・ワルツになって、だれるかと思っていましたが、そんなことはなく、ワルツでも緊張感がありました。
ティーレマンは少しせわしない人ですね。登場や退場に表れています。
今週末は、ベルリン・フィルです。楽しみ。
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