富樫 倫太郎 著 スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子
面白かった。
「淵神律子」は、捜査一課強行犯捜査第四係に所属する巡査部長、同じく「元岡繁之」巡査長は、ベガと呼ばれる連続殺人犯を必死に追跡していた。その過程で、元岡は、犯人に車椅子の必要な体になり、律子は、腹を刺され。顔を切られる。頬の傷跡から、「スカーフェイス」と呼ばれている。
それから三年後、律子は二十九歳、「町田景子」三十一歳と西太子堂駅近くのマンションで、共同生活をしている。景子は、律子が怪我をし入院していた病院の看護婦であった。
景子は、律子のアルコール依存を心配している。
通り魔事件が起る。律子は犯人を捕らえる。その時、相棒の「鳥谷」四十歳のベテランが、通り魔に襲われ負傷する。律子は、犯人逮捕の際、犯人を手を骨折する傷を負わせる。過剰防衛すれすれだ。今年で既に三件目である。
「藤平 保」警部が配属される。二十代半ばのキャリアである。律子が相棒として指名される。
律子は、通り魔を取り押さえるが、その際の過剰防衛が元で、特捜第三係に異動となる。-----
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