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花冷えて

あさのあつこ 著 花冷えて

 

 闇医者おゑん秘録帖シリーズの第二巻目です。

 おゑんは、堕胎医であるが、堕胎を勧める事はしない。あくまでもその他の方法がないかを模索するのである。またおゑんは、医者としての心得だけで動くのではなく、人を知るのが好きなのだ。人の心に分け入るのを楽しんでいるのだ。

 『このあたりの人物像は、作者の弥生シリーズ、中での第一巻の弥生の月と似ている』

 材木問屋梅木屋の女主人、「お江代」は女中「お竹」を連れてくる。お江代は、お竹の腹の胎を始末してくれと言う。婿の夫が女中を孕ませたと言う。おゑんは、お江代の横顔を見て思った。この女少し妙だ、どこかが歪んでいる、軋んでいる。ぞくりと背筋に悪寒が走った。体の芯が冷えて、熱が失われていく。邪気に中ったかのような突然の体の不調を覚える。-----

 

 弥生シリーズほどの面白さはない。

 

 

 

 

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