報復連鎖、機密漏洩 -警視庁公安部・青山望 3、4 ー

濱 嘉之 著 報復連鎖 ー 警視庁公安部・青山望 3 ー

       機密漏洩 ー 警視庁公安部・青山望 4 ー

 

 警視庁公安部・青山望の第三弾、第四弾です。

青山望は、前作の警視庁公安部公安総務課係長から、麻布警察署警備課長として赴任している。着任半年後に警視に昇任していた。彼の警察学校・同期同教場の仲間である四人もそれぞれ警察署に課長として赴任している。

 東京 築地市場の近海生マグロの競り場に、青森県大間港に上がった本マグロに混ざって氷詰めされた死体が木箱に入れられ届けられる。この死体は腹部がえぐられてている状態であった。築地署の刑事課長は、青山の仲間である 龍一彦である。事件は中国絡みであつた。龍は青山と連絡を取っている。これは一大スパイ事件に発展する。

 

 事件は解決するが、死体が築地市場に送られた理由がはっきりしない。ここから第四巻となる。長崎・平戸に中国人五人の射殺遺体が漂着した。船内にあった遺留指紋が出る。これも一大事件になって行く。

 

 

  

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