コニー・ブロックウェイ 著 至上の愛を
面白かったです。ふりむけば恋がとは違った面白さです。
原題は、The Ravishing One です。
本書は『マクレアン・トリロジー・シリーズ』の第三作目、完結編です。
裏表紙より
『悪名高い「ロナルド・メリック(カー伯爵)」を父に持ち『悪い星のもとに生まれた』と人々にささやかれる「フィア・メリック」。幼いころに母は不慮の死を遂げ、父は娘の美貌を利用すべく彼女を育てていた。フィアは若者「トマス・ダン」に恋心を抱くが、カー伯爵の娘であるがゆえに想いは打ち砕かれることとなり、心を閉ざした彼女は逃避行を計画する。
城からでたフィアに初めて心穏やかな日々が訪れたが、カー伯爵は彼女を連れ戻しに来た。娘を操り人形とし、財産家の富を乗っ取る企みを実行するために。フィルは大切なものを守るため、やむ得ず父に従う。
やがてロンドンの社交界で数多くの男性から求愛されるようになったフィアに、鋭いまなざしを向ける男がいた。その人の名は・・・・・愛は呪われた運命の鎖を断ち切ることができるのか?
ーーーーーーーーーー』。
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