2013-01-01から1年間の記事一覧

風と共に去りぬ -2-

マーガレット・ミッチエル 著 風と共に去りぬ 第二巻です。 アトランタで、亡夫の妹メラニー、その叔母のピティと暮らし始めたスカーレットは、病院で、負傷した兵士の世話をいやいやしていた。 バトラーという人物が重要な役割をするようになる。名門の生ま…

おどろきの中国

橋爪大三郎x大澤真幸x宮台真司 著 おどろきの中国 本書は三人の社会科学者が、中国という社会の原理について、中国の過去と現在について、今後の日中の関係について論じた鼎談である。 文字(漢字)について面白い記述があった。 文字は、今でこそ、ほとん…

野球観戦 ファーストステージ セ 第2戦

今日は完敗ですね。 明日は大丈夫でしょう。 いつもよりさらに良い席です。 ===================================================================== ====================================================================

神尾真由子 デュオ・リサイタル

アンコール 1. Shostakovich Romance (「馬あぶ」より) 2. Rimsky-Korsakov 熊蜂の飛行 (オペラ「皇帝サルタンの物語」より) 3. Tchaikovsky Melody Op.42-3 (「懐かしい土地の想い出」より) =============================================================…

人魚は空に還る

三木笙子 著 人魚は空に還る(帝都探偵絵図 -1-) 時代設定は、明治37~38年頃と思われる。 里見高広は雑誌編集者である。有村礼は彼が表紙を書けば雑誌は完売するという絵巧者である。シャーロック・ホームズのホームズ役を里村が、ワトソン役を有村がする…

月神

葉室 麟 著 月神 月の章、神の章の二つの章からなる。 月の章では、幕末の福岡藩が舞台である。尊王攘夷派と幕府ににらまれるのを恐れる慎重派の争いが、薩摩、長州と共に描かれている。 尊皇派の月形洗蔵は、長州の高杉晋作を助け、薩長の仲を取り持ち成果…

風と共に去りぬ -1-

マーガレット・ミッチェル 著 風と共に去りぬ(新潮文庫 改定版)を初めて読みました。 翻訳物で長編、独特の読み応えのある小説です。 主人公スカレーット・オハラの人物描写のため、ある午後のひと時、スカーレットは結婚を申し込まれる思っていたアシュイ…

リターン

五十嵐貴久 著 リターン 著者のデビュー作で、2001年に受賞した作品「リカ」の続編である。2013年6月単行本が出版された。 リカにより、両手足、両眼、舌を取られた本間隆雄が、10年後スーツケースの中で発見される。死因は食事中に喉を詰まらせた窒息死で他…

待っている  橘屋草子

あさのあつこ 著 待っている 橘屋草子 を読みました。 橘屋という料理茶屋で仲居頭のお多代と十二歳で下働き奉公を始めるおふくを中心に話は進むが、連作である為、話は飛び飛びとなる。 =================================================================…

縫合(表御番医師診療禄 -2-)

上田秀人 著 縫合(表御番医師診療禄 -2-)を読みました。 半年ごとの執筆(出版)になります。 ====================================================================- =====================================================================

誰もが書かなかった日本の戦争

田原総一郎 著 誰もが書かなかった日本の戦争 日清・日露・太平洋戦争を知らない子供と大人のために この種の本としては大変読みやすくなっています。 現在の世界の先進国は、侵略戦争を重ねて勝ってきた国である。 世界一の侵略国は、イギリス、フランス、…

交渉人 遠野麻衣子・最後の事件

五十嵐貴久 著 交渉人 遠野麻衣子・最後の事件 私はこの作家を「年下の男の子」から知りましたが、この作家の専門は、この様なミステリー物なのですね。 緊張感があり、面白かったです。 =================================================================…

蒼きサムライ

福田栄一 著 蒼きサムライ 秀太郎は元服したばかりの剣術が好きな水谷家の嫡男である。 同じ道場の先輩、和之介、雅次郎、小平太、(いずれも彼より剣術が上手い)、そして、道場の剣匠の娘、凛が絡む青春小説。 初版直後に購入したが今まで置いてあった。こ…

家族トランプ

明野照葉 著 家族トランプ 窓子は後ろ向き人間だ。 一人っ子で33歳独身OLである。両親は彼女に、干支三回りまでは面倒みるがそれ以降は、結婚するか、家を出て自活するように言う。 彼女しか出ていないときは、読んでても意気が上がらない。 潮美は、極め…

読書

渡部昇一 著 歴史の真実から甦る日本 東京裁判の根拠となったのは国際法ではなく、マッカーサー元帥の一個人を権威にした条例をもとにしている。東京裁判の最大のモチーフは、「大東亜戦争は侵略戦争であった」と決めつけることにあった。 しかし、マッカー…

野球観戦 阪神vs巨人

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天皇の刺客

澤田ふじ子 著 天皇の刺客 残念ながら最後まで読めませんでした。何故かな。 ===================================================================== =====================================================================

「近くて遠い国」でいい、日本と韓国

渡部昇一 vs 呉 善花 著 「近くて遠い国」でいい、日本と韓国 20年前と17年前の対談からの採録である。 日韓関係はこの対談がおこなわれた頃と変わっていないと思われる。 日本人は、正しい歴史を学ぶべきだと思う。 韓国人も、間違った歴史ではなく、正しい…

可愛いベイビー 年下の男の子PART3

五十嵐貴久 著 可愛いベイビー 年下の男の子PART3 図書館で、雑誌 J-novel のバックナンバーで読みました。 来年春に単行本化される予定です。 面白かったです。 雑誌連載時には、可愛い赤ちゃんが生まれる所まで書く積りであったのでしょうが、出来ちゃっ…

TVドラマ(SCANDAL)

WOWOWで、SCANDAL スキャンダル 託された秘密 が放映されています。 字幕版で見ています。 制作は、Shonda Rhimesです。Grey's Anatomy、Private Practice等を制作しています。 ワシントンには、「犯罪から男女の秘密までありとあらゆる問題を隠蔽したり解決…

日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない

三橋貴明 著 日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない 著者はTVによくでている人。 内容は表題の通り。 日本は輸出依存国ではない。 OECD諸国でも下から数えたほうが早いレベルで、GDP比14%。 対中輸出額は、GDP比3%に過ぎない。 日本の…

日輪の賦

澤田瞳子 著 日輪の賦 持統天皇が律令を編纂させ、施行した話である。 律令が施行されて、初めて天皇(すめらみこと)と、日本(ひのもと)という言葉が生まれた。それ以前は、天皇を大王といい、日本は倭といっていた。倭という言葉は、中国がつけた名であ…

採薬使 佐平次

平谷美樹 著 採薬使 佐平次 吉宗は、採薬使という御庭番を作ったのですね。 ===================================================================== =====================================================================

テロの危機

米国民にイエメンから出国勧告、米大使館の職員の国外退避、 英国もイエメンの英国大使館の職員を国外退避、 これって、エドワード・スノーデン元CIA及びNSAの局員が告発した方法で得られた情報だそうです。 最近の米国のTVドラマ Homeland (FoxCri…

TV ドラマ(One Tree Hill Season7)

One Tree Hill Season7が始まりました。 まだ、第四話ですが、全く面白くありませんね。 主役の二人、ルーカス・スコットとペイトン・ソーヤーの二人が(結婚しトゥリー・ヒルを去ったことにし)降板した、代わりに馴染みのない人物が登場した為。 もっとも…

朝鮮・台湾・満州 学校では絶対教えない植民地の真実

黄 文雄 著 朝鮮・台湾・満州 学校では絶対教えない植民地の真実 台湾、韓国、満州が「3大植民地=日本の負の遺産」であるという戦後の一般的な認識は、かなり曲解されたものである。----これが本書の趣旨である。 1000年以上もの間、中華帝国に属国扱…

鏡の欠片(お広敷用人-4-)

上田秀人 著 鏡の欠片(お広敷用人-4-)を読みました。 ===================================================================== =====================================================================

神隠し(KAMIKAKUSHI)

長野慶太 著 神隠し(KAMIKAKUSHI) 日経の賞を貰った作品。 著者は、米国で起業したビジネスマンで、余暇に著作しているよう。 ロサンゼルス空港セキュリティエリア内で、少年が失踪した。 情報を貰った新聞記者グレッグはすぐさま空港に駆け付ける。 グレ…

リカ

五十嵐貴久 著 リカ 五十嵐貴久という作家を「年下の男の子」、「ウエディング・ベル」、「編集ガール」をイメージして読むと全然タイプの違う小説です。 2001年に賞を貰っています。 こういうホラー小説は苦手です。 「リカ」の後編として、今年6月に「リ…

陽炎の門

葉室 麟 著 陽炎の門 読みだして直ぐに読んだことあると思いましたが、違いました。書店か、出版社のホームページの立ち読みです。 葉室 麟 は面白いですね。緊張感を漂わせて読み進むことができます。 ===================================================…