新宿花園裏交番坂下巡査

香納諒一 著 新宿花園裏交番坂下巡査

 

 第一章にあたる ”冬” を読んだとき、面白くないなと思いました。ところが第二章にあたる ”春” になり、「深町しのぶ」警部補が登場すると、俄然面白くなります。

 

 「坂下浩介」巡査は、新宿花園神社の真裏にある「花園裏交番」に勤務する。

「重森」は、六十に近いヴェテランで、浩介たちのシフトの所長(班長)だ。この裏交番勤務が、二十年以上におよぶ。

 花園裏交番は、重森以下合計六名である。

 

 水商売風の女二人が、お金を取った、取らないで喧嘩をしている。

 百キロ以上あるサンタが道に寝ていて、交番に運び込まれる。頭に怪我をしている。

 

 そんな、こんなで、浩介の勤務が続いている。-----

 

 

 

 

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警視庁情報官 ノースブリザード

濱 嘉之 著 警視庁情報官 ノースブリザード 

 

 この小説は、時事小説のような処があり、トランプと金正恩との会談が出てきたりするので、出版されたら、即 読むのがいいでしょうね。

 

 講談社の概要より

 『「平壌放送の乱数表が複雑化している」米朝の熾烈なせめぎ合いの裏で何が起きているか。「同胞の協力関係を生かせ」という北朝鮮の世界規模の侵攻とどう戦うか。

 独自の哲学に基づき警視庁内で圧倒的な存在感を放つ調査官「黒田純」が攻める! 不透明ないまを生き抜くためのエンターテインメント。』 

 

 

 

 

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真夏のオルガンコンサート2019

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アンコール : J.パッヘルベル  フーガ ハ長調 P.148

 

 客席は、補助椅子まででる満席でした。

 オルガンを聴く人がこんなに多いとは、うれしい事です。

 

 いつも聞く、いずみホールのオルガンと音色が違います。

 

 富田一樹の演奏は、手慣れた感じです。

 

 来年の Bach 誕生日のコンサート・チケット買いました。

いつもは、いずみホールでコンサートがあるのですが、来年はないようです。

 

 

 

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SQの饗宴Vol.2 クァルテット・エクセルシオ

この日は、音楽会のハシゴでした

 

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アンコール : メンデルスゾーン弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.12より

           第2楽章 ”カンツォネッタ”

 

 この楽団も、チェロが上手いです。VnⅠ がチェロのレベルに達していないので、十分に楽しめなかったです。

 Quatet はやはり、Vn Ⅰ が上手くないと面白くないです。

 

 この様な、室内楽のシリーズがどんどん増えて欲しいですね。

 

 

 

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鬼を待つ(弥勒シリーズ)

あさのあつこ 著 鬼を待つ(弥勒シリーズ)

 

 弥勒シリーズの最新刊です。最新巻です。いったい何巻目になるのでしょう。

 このシリーズ、大好きです。

 

 北定町廻り同心「木暮信次郎」と岡っ引き「伊佐治」は、大工の棟梁が五寸釘で首を刺された事件の下手人を探している。

 小間物問屋「遠野屋清之介」は、大丸屋に次ぐといわれる大店である「八代屋田右衛門」に呼ばれ、 ”遠野紅” と呼ばれる最上の紅を納める。

 その席上で、田右衛門は姪の「おちや」に、お茶を出すように命じる。そして嫁にどうかと言う。清之介は亡き妻「おりん」を思い断る。

 座敷を出た清之介は、廊下で、おちやと ”おりん” にそっくりな小女に出会う。-----

 

 その田右衛門が、五寸釘で首を刺されて同じように殺された。

 

 

 

 

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グレイの瞳に花束を

ニコール・ジョーダン 著 グレイの瞳に花束を

 

 久しぶりの書評ですが、ここには書いていませんが、本は読んでいます。

 

 本書は面白かったです。

 この種の小説は、読む前から筋書きが判っているのですが、その設定舞台と、展開が面白いかどうかに懸かっています。

 

 原題は  ”To Pleasure A Lady” です。

 

 ”Courtship Wars” シリーズの第一作目です。

 

 裏表紙より

 『19世紀ロンドン、先代が亡くなり、第8代「ダンヴァーズ伯爵」となった「マーカス」は、ローリング三姉妹の後見という義務まで引き継ぐことに。マーカスは三姉妹に高額な持参金を用意し、どこかに嫁がせようとする。

 ところが長女「アラベラ」が突然マーカスの館に押しかけ、絶対に結婚はしないと言い放つ。アラベラはマナー学校の運営で収益をあげ、独立心にあふれていた。

 だが、火花を散らすようなアラベラの激しい気性に、マーカスは、心を奪われたしまう。

 彼女を自分のものにしたくなったマーカスはアラベラに取引を申し出る。

 それはーーーーー。』 

 

 

 

 

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上森祥平:J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会

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アンコール : BWV1008 より Prelude

 

 第2部で演奏された、第2番 BWV1008 と 第3番 BWV1009 がとっても良かったです。最後に演奏された第6番 BWV1012 も良かったです。

 いわゆる大家には及びませんが、うまいと思います。

 また、このような企画はめったに聞けません。その意味でも良かったです。

 2時に始まった演奏会は、5時30分を越えていました。それでもアンコールがありました。良かった曲目から選ばれていますね。

 聴衆はとっても少なく、30名ぐらいかな?

 

 

 

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