約束の河

堂場瞬一 著 約束の河

 

 少し変わった素材ですが、面白いと思います。

 

 裏表紙より

 法律事務所長「北見貴秋」は、ドラッグ依存症による二カ月の入院から戻ったその日、幼馴染の作家「今川出流」が謎の死を遂げたことを知る。自殺か、事故か、それともーーーー。

 死の真相を探ろうとする北見の前に、ドラッグによって失われた記憶の壁がたちはだかる。ーーーーー』  

 

 

 

✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

 

スクエア (横浜みなとみらい署暴対係)

今野 敏 著 スクエア (横浜みなとみらい署暴対係)

 

 典型的な「今野」小説です。

 みなとみらい署組対課暴力犯対策係の、「諸橋夏男」係長、「城島勇一」係長補佐、のマル暴のベテラン・コンビが主役です。

 今回は、山手で、中華街で一財産を成した人物が殺害されたらしい。その件を調べていたら、現場から別な白骨死体が出たという事件である。

 

 

 

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

SQの響宴Vol.1 アルカディア・クァルテット

f:id:threeDEW:20190523234044j:plain

アンコール : RĂZVAN METEA   Bagatelle

 

 1st Vn アナ・トロークが、健康上の理由で、セバスティアン・テグゼジューに代わりました。1st Vn が変るという事は、Quatet の性格が変わるという事で、危惧したのですが、以前にも、出産等で代役を務めた人だそうです。

 コンクールの時も、披露演奏会も聴いていますが、性格が変わったかどうか、判りませんでした。

 

 しかし、素晴らしい演奏でした。Bartok も良かったですし、Beethoven の第2楽章もとっても良かったです。楽しめました。

 

 

 

✰✰✰✰✰ 

==================================================================

==================================================================

 

 

 

 

帰還

堂場瞬一 著 帰還

 

 面白いです。警察物ではありません。新聞記者者です。

 

 「松浦恭司」は、「高木歩美」、「本郷太郎」と新幹線に乗り、東京から名古屋へ向かった。

 松浦は、東日新聞の編集委員、本郷は、記者を外れて関連会社の「東日文化財団」にいる。高木も記者を外れて、広告局で部長をしており、局次長に昇進予定である。

 三人は、三十年前、新人の時、四日市支局で同僚だった「藤岡裕己」の葬儀に参列するの為に。

 通夜、葬儀を経て、三人は藤岡の死、事故として処理されたが、疑問を抱く。三人は協力して、その死の原因を探っていく。

 

 

 

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

f:id:threeDEW:20190105013925j:plain

 f:id:threeDEW:20190514213342j:plain

 

 Beethoven の弦楽四重奏曲のZyklus も今回が最後です。

 前回の演奏会で感じた、後期の曲を演奏するにには、練習不足または技量不足である、特に 1st Viollin が弱いです。チェロ奏者はとってもうまいです。

 他の奏者は、チェロの音を聴いて弾いているようです。

 弦楽伴奏付きのチェロ四重奏曲の様に感じました。

 ただ、Beethoven の Zyklus のように、聴く機会の少ない企画は、貴重です。

 

 

 

✰✰✰

==================================================================

==================================================================

 

 

 

 

不治 (表御番医師診療禄-13-)

上田秀人 著 不治 (表御番医師診療禄-13-)

 

 このシリーズも、十三巻目になり、本作でシリーズ終了となります。

 今作家は、同じことを何度も書くという悪癖があります。本書もその例に洩れません。

 しかし何故か読んでしまいますネ。筋がそれなりに面白いからでしょう。

 

 裏表紙より

  『ついに将軍「綱吉」の命を脅かす者たちの存在が明らかになり、御広敷番医師「矢切良衛」も命を狙われることとなった。

 だが、良衛の敵は、城外だけではなかった。出世と保身のために、良衛を妨害せんと目論む大目付典薬頭が、奸計を仕掛ける。

 将軍に牙を剥く者たちの真の目的を探るため、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛。そこで良衛は、驚異の事実に直面するーーーーー。』   

 

 

 

✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

女刑事サム・ホランド

マリー・フォース 著 女刑事サム・ホランド 1 運命の情事

                      2 秘密の代償 

 

 とっても面白いです。1、2巻共に、一気に読みました。

 ただ、やたらとsexシーンの多いのは疑問に思います。

 

 訳者あとがきより

  『「アメリカ合衆国の首都ワシントンDC。

 ヒロインは、コロンビア特別州首都警察の「サム」こと「サマンサ・ホランド部長刑事」。ヒーローは、アメリカ合衆国上院議員の首席補佐官を務める「ニック・カプアーノ」。

 クリスマスを一週間後に控えた朝、ニックは親友でもある上院議員が自宅で殺されているのを発見します。

 そこへ同僚刑事とともに現れ、捜査の指揮を執ることになったサムです。

 実は、サムとニック二人は六年前、一夜をともにした仲でした。互いにとよく惹かれ合い、熱い夜を過ごしたものの、サムに恋心を抱いていた男の策略にはまって、それぞれ降られたのだと思いながらも相手を忘れられずにいたのです。

 ほどなく誤解は解け、お互いに思い合っていたことがわかりますが、今の二人は殺人事件の重要参考人と捜査を指揮する部長刑事。ロマンスを再燃させるなど、もってのほかです。

 六年ぶりに再会を果たしたニックとサムが、ふたたび結ばれて愛を深めながら、数々の危機を乗り越え、力を合わせて上院議員殺害事件とそれに続く第二、第三の殺人事件を解決してゆきます。

 シリーズ二作目は、

 大みそか、サムが警部補に昇進し、ニックが上院議員に就任するところから始まります。ふたりの晴れの日にも、事件は起こります。

 「クラレンス・リース」という男が、妻と子供を惨殺して逃亡したのです。しかもリースの家からは、サムの父親が撃たれた事件に関する新聞記事の切り抜きが見つかっかります。------』 

 

 

 

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================