ジュリアード弦楽四重奏団

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アンコール :

F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲ヘ長調「雲がゆくまで待とう」Op.77-2,Hob.Ⅲ-82

        第二楽章 Menuet:Presto ma non troppo

        第四楽章 Vivace assai

 

 この楽団、聴きに行くたびに、メンバーが代わっていますね。長く同じメンバーで出来ないようです。結成、今年で72年だそうです。

 1st Vn の音が、他の3名に混ざり合っていないように感じました。

  

 

 

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八丁堀のおゆう(大江戸科学捜査)

山本功次 著 八丁堀のおゆう(大江戸科学捜査)

 

 大変面白いです。楽しめました。

 本書は、石川英輔大江戸神仙伝シリーズと同じように、徳川時代の江戸と現代の東京を行き来できる人物を描いている。

 

 裏表紙より

 江戸の両国橋近くに住む「おゆう」は、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の「伝三郎」とともに調査に乗り出す。------が彼女の正体はアラサー元OL「関口優香」。

 家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだーーーーー。

 優香は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるかーーーーー。

 二つの時代を行き来しながら事件の真相に迫る。』   

 

 おゆうが、伝三郎を落とそうとする様子も面白い。

 最後には、伝三郎の意外な素性が明らかになる。

 

 

 

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心を捧げた侍女

ヘザー・グレアム 著 心を捧げた侍女

 

 実は最後まで読んでいません。返却日が来たしまいました。

 

 原題は  ”The Queen's Lady” です。

 

 裏表紙より

  『1561年 、フランス皇太子の夫と死別したスコットランド女王「メアリー・スチュアート」に付き従い、侍女の「グウェニス・マクラウド」は久々に祖国の地を踏んだ。

 港で一行を迎えた貴族たちの中に、ひときわ目を引く「ローアン・グレアム」卿の姿があった。彼は忠臣ながらメアリーの手腕に懐疑的で、グウェニスは猛烈な反感を抱く。

 王女は珍しく激した侍女に、彼に恋してはだめよ、と意味深な忠告をした。

 しばらく後、ロンドンの「エリザベス女王」のもとへ遣わされることになったグウェニスは、メアリーの決定に動揺する。同行の護衛役がローアンだというのだ!』   

 

 

 

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警視の孤独(-10-)

デボラ・クロンビー  著 警視の孤独(-10-)

 

 面白いです。

 

 原題は  ”In A Dark House” です。

 「警視・シリーズ」の第10巻目です。

 

 訳者あとがきより

 『ロンドンの金融街シティとテムズ川を挟んで向かい合うサザーク地区は、かって倉庫と工場ばかりの殺風景な地区だった。それが近年の再開発によって大きく様変わりした。

 そのサザーク地区で、高級マンションに改装中の古い倉庫が燃えた。所有者は地元選出の、再開発事業反対派として有名な国会議員だった。表向きは再開発に反対しておきながら、実際はデベロッパーまがいの事業に手を出していた。それだけでも世間の批判の的になりかねない状況だというのに、火災現場からは死体が発見された。しかも火災には放火の疑いがあるという。

 大物政治家がらみの大事件。捜査にはデリケートな気配りが要求される。そのかじ取りを任されたのが、スコットランドヤードの「ダンカン・キンケイド」警視だ。ところが、彼の能力をもってしても捜査は難航した。遺体の身元さえわからない。そうこうするうちに第位にの火災が発生。事件は連続放火の様相を帯びてくる。

 一方、警部補に昇進してノティング・ヒル署で仕事に追われる「ジェマ・ジェイムス」警部補は、ーーーーー』    

 

  

 

 

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僕はエージェント

大沢在昌 著 僕はエージェント

 

 「大衆酒場 ますい」の常連である「村井」、「白川」は、ほぼ毎日店に顔を出す。

村井は六十年代のスパイアクションが好きで、スパイに憧れている。

 ある晩、「ますい」の電話に、白川宛にかかつて来た。白川は、その晩は早く帰宅した。白川は、村井に話があると言った。そして『 手伝ってもらいたい』と口にした。

 白川はエージェントであった。二人は行動を共にする。車で移動しようとした時、「ますい」のおかみさんが声をかけてきた。

 そして、おかみは『 いいお客さんだったのに、残念  』といって村井の脇腹に拳銃を押しつけた。ピシッという音がしておかみさんが倒れた。白川が拳銃で撃ったのだ。おかみは敵のエージェントだった。-----

 

 

 

 

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警視の週末(-9-)

デボラ・クロンビー  著 警視の週末(-9-)

 

 面白いです。

 

 原題は  ”Now May You Weep” です。

 「警視・シリーズ」の第9巻目です。

 

 訳者あとがきより

 『 「ダンカン・キンケド」と「ジェマ・ジェイムス」はスコットランドヤードで働く上司と部下という関係であった。やがて恋人同士となり、いまでは一緒に暮らしている。

 巡査部長だったジェマが警部補に昇進し、ノティング・ヒル署に異動となった。ダンカンの別れた妻が殺された。その元妻が二番目の夫の子として育てていた息子「キット」は実はダンカンの子だったということがわかった。キットは、ダンカンやジェマと一緒に暮らしている。ジェマの息子「トビー」もいるので、四人家族だ。

 ジェマには、「ヘイゼル・キャヴェンディシュ」という友人、親友である。ヘイゼルはジェマの前の住まいの大家で、ジェマやダンカンとは、家族ぐるみの付き合いをしていた。

 ジェマはこのヘイゼルが主婦の鑑のような女性と思っていたが、ヘイゼルは、夫以外の男性を思っていた。その男性に会うためという目的を隠し、ヘイゼルはジェマを誘って旅行に出かける。しかし旅先でその男性が殺され、警察の目はヘイゼルに向けられる。ジェマの知らなかったヘイゼルの過去が明らかになりーーーーー』    

 

  

 

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Bach Orgel 作品全曲演奏会 -13-

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 アンコール : 演奏者作曲 「故郷」による即興演奏(バッハ・スタイル)

 

 半年間の渡る、いずみホール改修が終わり、今日がリニューアル・オープンです。オルガンも、28年ぶりのオーバーホールが終わっています。今回のオ-バーホールは、次30年に向けての改修で、 ”次世代” に繋げることが意識されているそうです。

 音も、低音が豊かになった様に感じましたが気のせいですかね。

 気になっていた、上部の埃もきれいになっていました。

 

 久しぶりに聞く、いずみホールのオルガン演奏、良かったと思いました。

  

 

 

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