イザベル・ファウスト無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

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アンコール無し

 

 名演でした。

 休憩なし、曲と曲の間も極めて短い。楽章と楽章の間もほとんど無い。それぞれ短時間で終わりました。

 

  

 

  

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新任刑事

古野まほろ 著 新任刑事

 

 筆者は、東大法学部卒業のキャリア元警察官である。

 

 「渡部美彌子」は、傷害致死で全国指名手配されている。愛予県警察に赴任しているキャリア警官を傷つけ、後に死亡したのだ。十年の時効が、あと三か月と迫っている。

 愛予駅西口交番の「原田貢巡査長」が刑事一課に抜擢された。愛予署署長のひきである。

 原田と同期で、一番優秀だった女性刑事の「上内亜梨子」=「アリス」巡査部長とコンビを組んで美彌子事件を解決していく。ーーーーー』   

 

 

     

  

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犬の報酬

堂場瞬一 著 犬の報酬

 

 自動車メーカーの事故隠しをテーマにした題材です。新聞記者と自動車メーカー内部の人たちの対立です。

 

 「伊佐美祐志」は「タチ自動車」メーカーの総務課に所属する係長。出社した途端、総務課長に呼ばれた。完全自動運転の路上実験中に事故が起きた。乗車していた実験中の社員が怪我をしたという。社外には公表しない。社内でも限られた部署にしか通知しないという方針が出された。

 ところが、東日新聞に『タチ自動車、自動運転実験中 初の人身事故』という記事が出てしまう。この記事は東日新聞 社会部遊軍の「畠中孝介」が書いた。この記事にはネタ元「X]がいた。どうもタチ自動車内部の人間のようだ。

 タチ自動車内は大変な騒動になり、急遽記者会見が開かれた。『事故の原因は調査中』と社長が発表した。また社内の誰が、新聞にタレこんだかを調べろという社長命令が出され、伊佐美がプロジェクトチームを率いることになる。

 東日新聞に『タチ自動車、情報漏れについて調査するためのプロジェクトチームを結成』と記事にでた。さらに隠蔽体質についても批判された。

 

 さらに、完全自動運転実験中に人身死亡事故が起こる。会社はまたも死亡時間を警察に協力してもらい、24時間以降の死亡とし、人身事故扱いとするように工作する。-----』   

 

 

  

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堂場瞬一 著 

 

 交番勤務を終えて刑事課に引き上げられたばかりの「青井由記」は、強行犯係長「上杉」と弁護士「三澤」の持ち込んだ話を聞いた。

 三澤は、プロ野球チーム「ウイングス」看板選手である「石地孝哉」の代理人で、膝の手術で故意的に危害を加えられ、手術を施行した医師「高嶺」を訴えたいと言う。

 上杉と青井は捜査を開始する。しかし、手術を施行した医師はクリニックを閉鎖して行方不明となっている。

 東日新聞社会部の遊軍記者「西潟理恵」は、石地孝哉が記者会見し故意に手術を失敗した医師を損害賠償の裁判を起こしすことにしたというテレビニュースを見る。運動部に聞いても動きが悪い。

 理恵は取材に乗り出す。

 こうして、青井と由記が絡み合うーーーーー。』       

 

  

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アテナに愛の誓いを

リサ・クレイパス 著 アテナに愛の誓いを

  

 原題は  ”Cold-Hearted Rake”  です。

 

 まあまあ、面白かったです。

 

 裏表紙より

 『「デヴォン・レイヴェル」はトレニア伯爵という、爵位と田舎のおんぼろ屋敷を継ぐことになった。いとこの「テオ」が落馬事故で亡くなり、継承権が回ってきたのだが、ロンドンの放蕩者として名高いデヴォンは、まったく興味がもてない話だ。

 土地ごと売り払おうと考えた屋敷には、テオと結婚して3日目で未亡人となった「ケイトリン・レイヴェル」と身寄りのなくなったテオの妹がいる。

 正義感が強く心優しいケイトリンは、領地の小作人や屋敷の使用人の生活を心配し、屋敷や土地を売り払うことに断固反対だ。

 また、田舎で放任されて育ったテオの妹たちに良縁をみつけてやらなくてはと心を砕いている。

 反発しあう二人だったが、デヴォンは領地の経営に本気で取り組み、これまでの人生で得たことのない手応えを感じた。いつしか二人は、お互いをかけがいのない存在だと思うようになるがーーーーー。』       

 

 

  

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アルバイト探偵(アイ)

大沢在昌 著 アルバイト探偵(アイ)

 

 古い本です。1986年に出版です。読んだのは、1998年出版の文庫本です。

白いですよ。 でも少しスローテンポ。

 

 裏表紙より

 『「冴木涼介」は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良父親だが、ヒゲの似合う顔つきで見てくれは悪くない。

 一人息子の「冴木 隆」はツッパリにもオタクにもならず適度な不良する高校生だが事件があれば、信頼されるパートナー、アルバイト探偵(アイ)としてバイクを飛ばす。

 階下ののカフェテラス「麻呂宇」のママであり、大家でもある「圭子ママ」、隆の家庭教師である美人女子大生「倉橋麻里」、J学園のスケ番「向井康子」らが活躍する。

 麻里さんの持ち込んだ依頼ーーーー。

 リムジンに運転手付きの美人未亡人の依頼とはーーーーー。』  

 

  

  

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ソトニ イリーガル

 竹内 明 著 ソトニ イリーガル

 

 正式表題は、『ソトニ 警視庁公安部外事二課 非公然工作員 イリーガル』です。

『マルトク特別協力者警視庁公安部外事二課ソトニ』を改題、加筆・修正したものです。

 面白いですよ。

 

 

 裏表紙より

 『官僚組織の頂点に立つ内閣官房副長官が、孫の運動会の最中、何者かに狙撃された。

 一方ニューヨークでは、北朝鮮の外交官が突如日本への亡命を求める。保護するように密命を受けたのは、元警視庁公安部外事二課の「筒見慶太郎」だった。圧倒的捜査能力を誇りながら、スパイ事件捜査で暴走が問題視され、海外に飛ばされたいわく付きの刑事だ。(この辺は、ソトニ・シリーズの第一巻)

 が、亡命をした北の外交官は、隠れ家で暗殺されてしまう。

 『日本にいる「亡霊」を守ってくれ』という言葉を残してーーーーー。 

 謎に挑む筒見の行く手に、北朝鮮の在日工作組織と、戦後、日本政府に見捨てられたある人物が現れる。

 果たして亡霊とは何者なのか。政府中枢に潜む、巨大な秘密とはーーーーー。』  

 

 

  

  

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