ローマ春のフィオーレ

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アンコール : レハール メリー・ウイドウ Waltz

 

 前半がオペラからのアリア、後半が親しみやすい民謡や歌曲です。チラシの曲順とは少し違います。

 後半、帰れソレントへ、オーソレ・ミオ、フニククリ・フニクラ、最終曲:乾杯の歌と盛り上がりました。楽しめました。

 でも、観客が普通の音楽会と違い、拍手が少なかったです。

 ウィーンのNewYearConcertoとは、まったく雰囲気が違うイタリア版 New Year Concerto です。

 

  

 

  

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ウィーン・リング・アンサンブル

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アンコール : Brahms ハンガリー舞曲第5番

        J.Strauss  美しき青きドナウ

        J.Strauss ラデッキー行進曲

 

 楽しい演奏会でした。特にアンコールで盛り上がりました。ベルリン・フィルのジルベスターでのアンコールの定番:ハンガリー舞曲で始まるのは面白いですね。

 ウィーン・フィルの New Year Concerto のミニ版です。本場で聴くのとは違うでしょうが、十分に満足できます。

 チェロとベースがヅーンと弾くと、ワルツの一拍目になります。独特の間合いです。

 やたらと休憩の多かったです。

 彼等は、ウィーンの新年コンサートを済ませると早速日本に来ました。1月4日から演奏会をはじめて、日本各地での演奏会、が終わると、翌日には台北、上海、それぞれ一回演奏会をするそうです。

 

  

 

  

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新宿のありふれた夜

佐々木譲 著 新宿のありふれた夜

 

 面白いです。文庫本の初版は平成九年(1997)です。

 

 裏表紙より

 『新宿で10年間任された酒場を畳む夜、「郷田克彦」は血染めのシャツを着る「メイリン」と名乗る女性を匿った。

 彼女は監禁場所から逃げる際、地回りの組長戸井田を撃ってしまったらしい。

 一方、この事件を追う新宿署の「軍司浚平」巡査部長は、歌舞伎町で暗躍する戸井田組の動向から、被疑者はまだ新宿にいると踏み、包囲網を築くがーーーーー。』   

 

 この夜一夜の物語である。

 

  

 

  

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ダブルフェイス

久間十義 著 ダブルフェイス

 

 文庫本二冊です。面白いですよ。でも初めのうちは、頻繁な場面交代に戸惑います。

 

 東電OL殺人事件にヒントを得た展開です。

 

 裏表紙より

 『円山町の老朽化したアパートで、売春をしていた女性が殺される。渋谷署に捜査本部が設置された。証券会社に勤める「来島百合子」とのデートの約束を反故にして本庁の「根本恭平」巡査部長は、一癖ありそうなベテラン渋谷署の「村上」巡査部長と組んで聞き込みをはじめる。

 徐々に暴かれる被害女性の素性。昼の彼女は、外資系証券会社の総合職エリートだった。

 一方、百合子はストーカーにつけ狙われる。

 捜査線上にヨーガの行者が浮かんだ。-----。』       

 

  

 

  

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七つの証言(刑事・鳴沢了 外伝)

堂場瞬一 著 七つの証言(刑事・鳴沢了 外伝)

 

 刑事・鳴沢 了のその後の物語の断片である。

鳴沢が一人称でなく、これまで登場した人物を一人称にし、これらの人に、鳴沢 了の人なりを語らせている。

 

 元同僚で、僧侶となっている「今 敬一郎」、

新潟県警の刑事で、鳴沢の新潟時代の後輩である「大西 海」、

元新聞記者で、鳴沢と接触のあった小説家「長瀬龍一郎」、

横浜地検検事「城戸 南」、その事務官「大沢直人」、

鳴沢の元相棒で探偵をしている「小野寺冴」、

鳴沢の結婚相手「内藤優美」の息子で、鳴沢の義理の息子「内藤勇樹」

等が登場する。

 

 

  

  

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久遠(刑事・鳴沢 了)

堂場瞬一 著 久遠(刑事・鳴沢 了)

 

 文庫本二冊で読み応えありますが、一気に読めました。面白かったです。

 

 「鳴沢 了」は西八王子署の刑事である。

 夜明け前に無言電話が鳴った。しばらくしてインターフォンが鳴った。

 『青山署のものです。』、『同行願えますか。』

 彼らは、昨夜の鳴沢のアリバイを確認した。前夜会っていた情報屋が殺されれ、その容疑ををかけられたのだ。

 その情報屋は美味しいネタと仄めかした言葉「ABC」-----

 

 情報屋に続き、警視庁公安部の山口が殺された。鳴沢が面談を約束していた日に、連絡がとれなくなっていた。再び鳴沢に嫌疑がかかる。-----

 

 

  

  

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紅の五星(冷たい狂犬-2-)

渡辺裕之  著 紅の五星(冷たい狂犬-2-)

 

 冷たい狂犬シリーズの第二巻です。本書も前作と同じ印象でした。

 

 「影山夏樹」は練馬の中村橋にある風変わりな「カフェ・グレー」という店のオーナー兼店主である。四十四歳である。六年年前まで、公安調査庁に勤めていた。

 前作で、夏樹と死闘を演じた中国の諜報員である「梁羽」は、夏樹が八歳から十四歳までの七年間修業した中国武術の達人である「傳道明」であることが判った。

 夏樹は、店で使うコーヒー豆の買い出しに、インドネシアを訪れていた。

 ジャカルタで、梁羽と再会する。

 翌日、バリ島経由フローレンス島へ行くために、スカルノ・ハッタ空港へ行った。そこで、爆弾テロに遭遇した。夏樹は、犯人を射殺した。

 さらに翌日、夏樹は、梁羽に呼び出される。そこで梁羽にテロを未然に防ぐ為に、中国の諜報員に協力すれば、中国の敵国諜報員リストから削除するので、協力してほしいと言われる。-----

 

 

  

  

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