野村証券 第2事業法人部

横尾宣政 著 野村証券 第2事業法人部

 

 最近は、よく野村證券のお世話になっているし、オリンパスとは仕事で関係があったので興味深く読むつもりでしたが、飛ばし読みになりました。

 

 筆者は、1978年に京都大学経済学部を卒業後、野村證券に入社、金沢支店を皮切りに、第2事業法人部、等を歴任する。

 1998年野村證券を退職し、独立する。コンサルティング会社を設立し社長に就任。

 2011年に発覚したオリンパスの巨額粉飾決算では、粉飾の「指南役」とされ、良く2012年に証券取引法・記入商品取引法違反容疑で逮捕される。

 当初から一貫して容疑を否認。1審、2審で有罪判決を受け、現在、最高裁に上申中。

 

 内容は、どうしても自身の容疑否認になりがちとなっている。

 

 

  

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硝子の太陽 Rouge

誉田哲也 著 硝子の太陽  Rouge

 

 姫川玲子シリーズの第八巻目です。

 玲子シリーズと<ジウ>サーガのコラボ作品です。

 

 ジウ・シーリーズを読んでいないので、どう関連しているのか判りませんでした。

 

 前巻最終話で、姫川班に「菊田和男」が警部補として戻ってくる。

捜査一課殺人犯八係にいる「勝俣健作」警部補やその部下になっている「葉山則之」も登場する。

 

 祖師谷で、単身赴任中の父親を除く一家三人の殺人事件が起こる。姫川班は捜査に入るが、暗礁に乗り上げる。

 玲子は現場付近で、怪しい男を見かける。監視カメラや聞き込みから「上岡慎介」が浮上する。しかし本人に話を聞く前に、代々木で殺される。

 この殺人事件は、勝俣の班が担当となり、姫川は手が出せなくなる。しかし応援要請があり、姫川も上岡慎介殺人事件を担当することになる。

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インデックス

誉田哲也 著 インデックス

 

 姫川玲子シリーズの第七巻目です。短編集です。しかし面白いです。

 

 第一話は、捜査一課の解体から一週間後の話。玲子は池袋署強行犯捜査係に着任した直後に起こった、自殺事件。玲子はその背後に取込詐欺があった。

 第二話は殉職したかっての部下、「大塚真二」、二階級特進して警部補の墓前で始まる。そして五年前、玲子が二十七歳で捜査一課殺人犯十係主任を拝命した直後の話になる。

 第三話は、玲子が警察官になる前の話で、試験勉強をしていた時のエピソード。

 第四話は、ブルーマーダーの後日談で、犯人の取り調べのエピソード等。

 第五話は、玲子を捜査一課に戻す為の、「今泉」管理官の奮闘から始まる。玲子は、刑事部捜査一課、殺人犯捜査第十一係の主任となる。管理官は今泉。係長は「山内篤弘」警部。統括主任は「林広巳」警部補、部下は「日野利美」五十三歳巡査部長、「中松信哉」四十七歳巡査部長、「小幡浩一」三十二歳巡査部長である。玲子の感想は、『やだ。こんなオバちゃんとやさぐれと、目付きの悪い若造なんて』    

 第六話は、今泉管理官、山内係長、玲子の三人が、今後の人事話から始まる。

 第七話も、人事の話で始まる。本所署での通り魔的な殺人事件の捜査。

 第八話は、第七話の続き物である。

 

 

  

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ブルーマーダー

誉田哲也 著 ブルーマーダー

 

 大変面白いです。読みやすいです。一気に読めます。 

 姫川玲子シリーズの第六巻目です。インビジブルレインと本巻が一、二、を競う面白さです。

 インビジブルレインの結末で、関わってはならないと言われていた人物の捜査をしたため、捜査一課が解体されてしまい、「姫川玲子」も、警視庁刑事部捜査一課から池袋署刑事課強行犯捜査係の担当係長になっている。

 

 裏表紙より

 『池袋の繁華街。雑居ビルの空き部で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

 さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。

 池袋署の刑事「姫川玲子」は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく。

 圧倒的な戦闘能力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?』    

 

  

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感染遊戯

誉田哲也 著 感染遊戯

 

 中編集です。主人公の姫川玲子はあまり登場せず、「勝俣健作」警部補。元刑事で、第三巻に登場した「倉田修二」。姫川班の所属していた「葉山則之」巡査長。が活躍します。

 最後は、これら三人が登場する中編です。

 

 裏表紙より

 『会社役員刺殺事件を追う「姫川玲子」に、ガンテツこと「勝俣」警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は、薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかって殺害されていたのだ。

 元刑事「倉田」と姫川の元部下「葉山」が関わった事件も、被害者は官僚ーーーー。

 バラバラに見えた事件が一つに繋がるときーーーーー。』    

 

  

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インビジブルレイン

誉田哲也 著 インビジブルレイン

 

  前巻とは異なり、大変面白いです。読みやすいです。一気に読めます。

 姫川玲子シリーズの第四巻目です。これまでの中ではベストです。

 

 裏表紙より

 『姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。

 暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。

 ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。

 隠蔽されようとする真実ーーーーー。

 警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?

 シリーズ中もっとも切なく熱い結末!』   

 

 

  

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シンメトリー

誉田哲也 著 シンメトリー

 

 姫川玲子シリーズの第三巻目です。この巻は短編集です。

読書後の手ごたえは、やはり少ないですね。

  

  

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