インジョーカー (八神瑛子)

深町秋生 著 インジョーカー 八神瑛子 シリーズ

 

 大変面白かったです。

3冊シリーズの続刊です。

 

 上野署「富永」署長は、キャリアにもかかわらず、任期三年目に入った。今回の人事については、富永に意思を阻む力が働いたようだ。原因は「八神瑛子」事件だ。

 「能代」から富永に電話があった。能代は、前作、八神らの活躍で棚ぼた式に出世し、警察庁長官官房長、警察庁のナンバー3の座についていた。

 電話の内容は、今回の人事は能代の差しがねである。その理由は、 ”八神を守れ” と言うことであった。

 富永は、八神の部下「花園」を密偵として使い、八神を監視している。

 

 八神は、情報提供者である「甲斐」から呼び出される。甲斐は、暴力団印旛会鶏千波組の大幹部である。内容は、情報提供者ではいられなくなった。近いうちに、組ナンバー2の若頭になるから。

 

 八神は、人事一課株式会社らも監視されている。

 

 暴力団の事務所が襲われ、闇金融の金が強奪されるという事件が起る-----。
 
 


 
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