魔女の封印

大沢在昌 著 魔女の封印

 

 「魔女」シリーズの第三巻目です。

 

 主人公「水原」は、裏社会のコンサルタントである。男の人間性を一瞬で見抜く能力をもつている。

 「星川」は、水原の相棒で、元警察官で男性から女性に性転換した私立探偵。

 「湯浅」は、元警視庁公安部の刑事で、現在は国家安全保障局(NCC)に所属している。

 

 湯浅から、水原に依頼があった。『見ていただきたい人物がいる』 

 その人物は「堂上保」、京都に本籍地があり、現在は東京の虎ノ門で古美術商をやっていて、年齢は六十二歳である。堂上は、「鞍馬のおばはん」とつきあいがあるので、鞍馬のおばはんから紹介をうけ、会ってはどうかと言われる。

 鞍馬のおばはんの紹介を受け、自ら水原は、堂上に会う。

 

 水原は堂上と会うが、堂上がどういう人物か判らなかった。これは、初めての経験であった。-----

 

 

 

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