リサ・クレイパス 著 ひそやかな初夏の夜の
壁の花 四部作 Wallflower の第二巻目です。大変面白いです。
原題は、”It Happend One Autumn" です。
前作の終了後2か月が経過している。
裏表紙より
『19世紀の英国。
アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女「リリアン・ボウマン」は、家族と一緒に、数週間におよぶ「ウエストクリフ伯爵マーカス・マースデン」のハウスパーティーに招待されていた。
香りに強い感受性をもつリリアンは、出発前に、香水商に理想の恋人と出会えるという「秘密の香水」を手渡される。
パーティーの主催者は、広大な地所、館の主、ウエストクリフ伯爵。
美貌の青年貴族だが、高慢で、堅苦しく、どうにもリリアンの気にさわる。それはウエストクリフ伯爵も同様で、無作法なリリアンが不快だった。
ところがある日、ウエストクリフ伯爵は、ものかげでふたりきりになったとき、リリアンを抱きしめキスしてしまう。戸惑うふたり。これは「魔法の香水」のせい?それともーーーーー。』
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