黒い伯爵とワルツを

サブリナ・ジェフリーズ 著 黒い伯爵とワルツを(背徳の貴公子-1- )

 

 原題は、”In the Prince's Bed" です。背徳の貴公子シリーズの第一巻目です。

 皇太子殿下の落胤、母親違いの三人の男兄弟が結束して、自分たちの出生を乗り越えて人生を切り開いて、最愛の伴侶を得るリーゼンシー・シリーズ三部作です。

 裏表紙より

 『炎の髪を持つ麗しの「ミス・キャサリン・メリヴェール」ーーー彼女がやがて膨大な遺産を相続する令嬢だとは、僕も実に運がいい。「アイヴァースリー伯爵アレクサンダー・ブラック」は、キャサリンを一目見ただけで個性的な魅力の虜になった。困窮した伯爵家の領地を守るためには、持参金目当てであることをさとられずうまく金持ち娘と結婚するしか方法はない。頭の軽い内気な娘を狙うほうが安全なのはわかっているが、聡明で気の強そうなキャサリンにすっかりそそられてしまった-----。伯爵は正式な紹介をまちきれず、キャサリンを追って回廊へむかった。

 

 本書は、ハリス夫人の修養学校シリーズのようなことはなく、スムーズに読めました。

三巻を通して、私は大変面白く読みました。

 

 

 

 

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