薔薇色の女神 (モアランド公爵家の秘密 -2- )

キャンディス・キャンプ 著 薔薇色の女神 (モアランド公爵家の秘密 -2- )

 

 モアランド公爵家の秘密シリーズの第二巻です。

 原題は、”Beyond Compare" 、”The Mad Morelands Series -2-" です。

 前作 ”魅せられた瞳”  (モアランド公爵家の秘密 -1- ) の主人公、「オリヴィア・モアランド(公爵令嬢)」とアメリカ帰りの「セント・レジャー伯爵」の結婚式から物語は始まります。

 訳者あとがきより

 『変わり者ぞろいの公爵家で結婚式を取り仕切るのは、オリヴィアの姉「キリア・モアランド」でした。キリアの努力のかいあって、結婚式は滞りなく終わるのですが、その夜、公爵家に訪ねてきた外国人が暴漢に襲われて亡くなるという事件が発生します。被害者から託された象牙の箱の謎を探るために、キリアは結婚式の新郎のパートナーであり、介添人である、アメリカ人「レイフ・マッキンタイヤ」の協力を得て、調査に乗り出しました。しかし象牙の箱の背景には、ローマ帝国の歴史、ビザンチン帝国の崩壊、果ては古代メソポタミアの女神信仰までが絡み合い、謎は更に深まります。怪しげな骨董商。奇妙な修道士の一団、いわくありげなロシアのプリンス。様々な人物が現れ、箱の所有権を主張するなかで、キリアには次々と降りかかる危険に立ち向かいます。-----』

 私には面白かったです。

 前作ほどではありませんが、キリアが見た夢がその後再現されるといったオカルト部分もあります。

 三作目は、キリアとレイフの結婚式の場面から始まるのかな?

 

 

 

 

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