アンの青春

ルーシィ・モンゴメリ 著 アンの青春

 

 原題は、Anne of Avonlea です。

 最初借り出したのは、昭和30年3月(1955年) 発行、昭和49年11月(1974年) 第11版 の新潮文庫村岡花子 訳 でした。これはあきません。字が小さい、紙が古く変色している。次に借り出したのは、昭和30年3月(1955年) 発行、平成元年6月(1989年) 78刷改版、平成3年2月 91版 でした。字が少し大きくなり、一頁あたりの字数が減っています。しかし総トータルの頁数は変わりません。何故かな。この本も紙が黄色く変色していました。この版も読みにくかったです。

 「アン」は、十六歳と半 になった。秋の新学期からアヴォンリー小学校の教師になる。アンは二年間、ここで教える。『学校最後の日、いならぶ女の子や夫人たちは全部泣き、男の子の中には初めは頑張っていたが、あとから、じつは泣いたと白状した者もいた。』 皆に惜しまれた小学校を辞めるまでの二年間の物語である。

 日々のこまごまとした事柄の中に、喜びを見つけるアンが描かれている。

 『少女時代のページはめくられ、一人前の女性としてのページが神秘な魅力をたたえて、苦痛と喜びをのせて、アンの前にひらかれた』  そして秋からはアンは、アンヴォリーから出て、大学に行く。

 

 

 

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