自負と偏見

ジェイン・オースティン 著 小山太一 訳 自負と偏見

 

 私の愛読書です。本書は新訳です。

 原文は、1813年に出版されました。200年前です。すごいですね。日本で言うと徳川第11代将軍 家斉の時代です。この時代に、教養ある女性がこのような物語を書くことは出来なかったでしょうね。もっとも井原西鶴が好色一代男を出版したのが、1682年ですし、紫式部源氏物語の文献初出は、1008年(Wikidata)ですので、驚くこともないかも知れません。

 何回読んでも面白いですし、読み応えも十分にあります。普通の文庫本、数冊分に相当します。心の変化や葛藤、登場人物の人となり、いずれも詳細に描写されています。

 

 本翻訳は大変讀み易かったです。

これまでは 中野好夫 訳 が最も良いと思っていましたが、比較が必要です。

図書館で借りたので、他にもいっぱい借用しているので、返却時期までに出来たら追記します。

 

 

 

✰✰✰✰✰(2015年からは、5段階の ✰ に変更)

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