警視の週末(-9-)

デボラ・クロンビー  著 警視の週末(-9-)

 

 面白いです。

 

 原題は  ”Now May You Weep” です。

 「警視・シリーズ」の第9巻目です。

 

 訳者あとがきより

 『 「ダンカン・キンケド」と「ジェマ・ジェイムス」はスコットランドヤードで働く上司と部下という関係であった。やがて恋人同士となり、いまでは一緒に暮らしている。

 巡査部長だったジェマが警部補に昇進し、ノティング・ヒル署に異動となった。ダンカンの別れた妻が殺された。その元妻が二番目の夫の子として育てていた息子「キット」は実はダンカンの子だったということがわかった。キットは、ダンカンやジェマと一緒に暮らしている。ジェマの息子「トビー」もいるので、四人家族だ。

 ジェマには、「ヘイゼル・キャヴェンディシュ」という友人、親友である。ヘイゼルはジェマの前の住まいの大家で、ジェマやダンカンとは、家族ぐるみの付き合いをしていた。

 ジェマはこのヘイゼルが主婦の鑑のような女性と思っていたが、ヘイゼルは、夫以外の男性を思っていた。その男性に会うためという目的を隠し、ヘイゼルはジェマを誘って旅行に出かける。しかし旅先でその男性が殺され、警察の目はヘイゼルに向けられる。ジェマの知らなかったヘイゼルの過去が明らかになりーーーーー』    

 

  

 

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Bach Orgel 作品全曲演奏会 -13-

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 アンコール : 演奏者作曲 「故郷」による即興演奏(バッハ・スタイル)

 

 半年間の渡る、いずみホール改修が終わり、今日がリニューアル・オープンです。オルガンも、28年ぶりのオーバーホールが終わっています。今回のオ-バーホールは、次30年に向けての改修で、 ”次世代” に繋げることが意識されているそうです。

 音も、低音が豊かになった様に感じましたが気のせいですかね。

 気になっていた、上部の埃もきれいになっていました。

 

 久しぶりに聞く、いずみホールのオルガン演奏、良かったと思いました。

  

 

 

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悪玉伝

朝井まかて 著 悪玉伝

 

 面白いです。

 

 「木津屋吉兵衛」は、奢侈、僭上の仕儀が甚だしかった。公家の堂上家に取り入り、図書(ズショ)なる名を貰い受け、奉行所の許しも得ず大坂往来を練り歩いた。

 若い時分から湯水のごとき銀子を使い、大坂のみならず京でも放蕩の限りを尽くした。

 前妻を病で喪った後、島原の遊郭で見染めた禿を、後妻として娶った。「お瑠璃」と言い、十六歳である。

 長年の放蕩がたたり、商いが傾き通しで身代が潰える寸前である。

 

 吉兵衛は、堀江吉野屋町の薪問屋、辰巳屋に生まれた。当主「久左衛門」は実兄で、木津屋は亡くなった父親の生家だ。父は自身の生家が跡継ぎに恵まれぬを見て取るや、次男である吉之助を持参金をつけて、養子に出した。

 「大和屋惣右衛門」、「枡谷三郎太」、大坂東町奉行の用人「馬場源四郎」は長年の遊び仲間である。

 

 五十にもなっていない兄が亡くなった。

慌てて実家へ駆けつけると、若い大番頭が仕切っていた。-----

 

 

 

 

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町奉行内与力奮闘記 (4 ~ 7)

上田秀人 著 町奉行内与力奮闘記 第4巻~第7巻

 

 町奉行内与力奮闘記を第4巻から第7巻までを一気に読みました。電子版です。発売時期にそれぞれ購入したのですが、今まで読んでいませんでした。

 連環の罠 (町奉行内与力奮闘記-4-)

 宣戦の烽 (町奉行内与力奮闘記-5-)

 雌雄の決 (町奉行内与力奮闘記-6-)

 外患の兆 (町奉行内与力奮闘記-7-)

が各巻の表題です。

 

 筋を追ってゆけば、それなりに面白いが、いままで何度も何度も書かれていたことが、繰り返し、繰り返し書かれているので辟易する。

 

 

 

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チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団

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アンコール : エルガー 愛の挨拶 Op.12

        Mozart ディベルティメント K.138 より プレスト

       ヤナーチック 草かげの小径にて より「おやすみ」

       Mozart ディベルティメント K.136 より プレスト

 

 良かったです。特に「アメリカ」がすごく良かったです。

チェコの弦、伝統的音色を楽しめました。

 

 

 

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警視の不信(-8-)

デボラ・クロンビー  著 警視の不信(-8-)

 

 面白いです。

 

 原題は  ”And Justice there is None” です。

 「警視・シリーズ」の第8巻目です。

 

 裏表紙より

 『切り裂きジャックの再来か。

 凶刃の餌食となったのは、思いがけない妊娠に悩んでいた人妻だった。

 若い情夫は姿を消し、冷酷で金持ちだった夫は複雑な過去を抱えていた。

 現場を指揮するのは新警部補「ジェマ」、警視「キンケイド」との新生活を控え捜査に没頭するが、そこには過酷な試練が待ち構えていた。ーーーーー』    

 

 ジェマとキンケイドの新生活、ジェマの息子「トビー」、キンケイドの息子「キッド」と四人の新生活が描かれている。

 

 

 

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ロンドン交響楽団 サー・サイモン・ラトル指揮

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 とっても長時間の公演でした。2時間40分です。

 ロンドン・フィルの日本ツアー、今日、大阪が初日です。この曲目組み合わせの演奏会は、今日だけです。またバーンスタインの曲を演奏するのも、今日と明日の2日間だけです。

 

 昨日の指揮者に比べ、ラトルの指揮は後ろから見ても表情が豊かでダイナミックです。また表情のままの音楽が出てきます。素晴らしかったと思います。

 切符を買うまで、バーンスタイン交響曲があること知りませんでした。生誕100年記念だそうです。会場に来て、この曲が、ピアノ協奏曲風であることを知りました。直前までリハをしていたようです。

 このオケ、昨日の比べ、弦の人数は多い。2ndVn が 7 pult で右側、バスが 4pult でしたから、多分、8、7、6、5、4 pult でしょう。

 でも、指揮者の指示だとも思いますが、金管がヅ~と前面に出てきます。バイオリンも、もっと強く弾いています。

 第9の第4楽章の初め、このオケの弦楽セクションは素晴らしい実力であることを示していました。

 

 先ほども書きましたが、ラルトの指揮は素晴らしいと思います。

 

 プログラムの巻頭の文章はとっても良かったです。演奏会に行かれる方はぜひプログラムを購入して下さい。

 『ラルトのベルリン時代は、 ”戦い” であった。ベルリン・フィルは世界一のオケです。楽団員は自我が強く、独自の意見があり、説得が難しい。5回のリハの内、2回が議論だけで終わる。3回のコンサートが終わった後でも、議論をしています。 

  ラルトは、16年間これをしてきたのです。またこの先何年もやってゆけるかと自答したそうです。私が80歳となる年、娘は21歳です。私はそれまでを生きたい。

 ベルリン・フィルの常任指揮者を続けるという事は寿命をかけるという事のようです。

 ラルトは辞任に、強い慰留を受けたようです。しかし、辞任し、このロンドン・フィルの常任となったのです。

 ラルト、ベルリンフィル常任指揮者の最後の演奏家の日、今年の6月20日、マーラーの第6、曲が第4楽章に入ると、団員たちは去来する思いに顔を真っ赤にし、涙を堪えながら弾いていた。

 ラルトの16年間で、このようなことはなかった。その場にいた誰もが、演奏の歴史的な意味とエモーショナル高まりを感じていた。』

 

 私事ですが、この記事を読んで極めて残念に思いました。今年の春、これらの最後の演奏会、2日間、(6月16日、この日は、バーンスタインの第2、19日は、マーラー第6番)、のコンサート鑑賞ツアーがあるのを知り、是非行きたいと思い、家内に行こうと誘ったのですが、『行かない』、『じゃ、僕一人で行く』、『ダメ』、で終わっていました。

  その反動で、これから一年間、大阪にくるオケを出来るだけ聴こう、それも出来るだけいい席で、と計画しています。

 

 

 

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