逆向誘拐

文 善 著 逆向誘拐

 

 筆者は、香港生まれで、カナダ移住である。

 もともとの原文がそうなのか、翻訳のせいか、文章は読みにくく、スムーズに進みません。

 

 訳者あとがきより

 『クリスマスも近くなったある冬の朝、国際投資銀行「A&B」で重職にある「ジョン・パーカー」ものとに、一通のメールが届きます。見知らぬアドレスから送られたメールは、A&Bが扱う機密文章を ”誘拐” した、と宣言し、ジョンに ”身代金” を要求していました。

 問題の文章は、大口の顧客であるソフトウエア開発会社「クインタス」の財務資料で、ジョンが率いるチームが扱っているものでした。彼はすぐにチームのメンバーを招集して緘口令を敷き、市警に勤める旧友に頼んで、なるべく表沙汰にならないうちに事件を収束させようとします。口止めを受けた中には、成り行きで巻き込まれた情報システム部の職員、「植嶝仁」の姿もありました。

 事件が進行するにつれ、予想を裏切る手を次々繰り出してくる犯人に、警察や社員たちは翻弄され続けることになります。

 その一方で、植嶝仁はこの風変わりな ”誘拐” 事件の行方が自分にも係わってくることに気づき、単独で調査をはじめます。

 

 

 

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報い(警視庁追跡捜査係)

堂場舜一 著 報い(警視庁追跡捜査係)

 

 警視庁追跡捜査係シリーズの第7弾です。

警視庁捜査一課追跡捜査係、やる気のない係長「鳩山」、「沖田大輝」、「西川」と、「三井さやか」、「庄田基樹」、がメンバーである。

 

 裏表紙より

 『警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、「辰巳」という男が浮上する。

 未解決事件を追う沖田は宇都宮に直行するも、到着直後、辰巳は重傷をを負った姿で発見され、死亡してしまう。

 容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。

 一方、西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて・・・・・。』 

 

 

  

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末ながく、お幸せに

あさのあつこ 著 末ながく、お幸せに

 

 「萌恵」と「泰樹」の結婚披露宴の招待状で始まる。

 そして、結婚式での祝辞を通して、新婦の友人の話を通して、新婦の人柄、そして友人の人柄が明らかになってゆく。新郎の友人のエピソードでも同じように明らかにされる。

 さらに、その式に関わった人の感想も加わる。

 トータルが、10話のエピソードである。

 

 

 

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夜ふかし屋敷のしのび足

コニス・リトル 著 夜ふかし屋敷のしのび足

 

  原題は ”The Black Paw” です。

 

 裏表紙より

 『ホテル暮らしをしているわたし「カリー・ドレイク」に、友人の「セルマ・バートン」が助けを求めてきた。

 離婚調停中の夫の手に、別の男性がだしたラブレターが渡ってしまった。

 ついては偽のメイドとして夫の屋敷にもぐりこみ、ラブレターを奪い返してきてほしという。

 首尾よく屋敷に入ったはいいものの、慣れない家事や謎めいた住人に翻弄され続けるわたし。

 そのうえ殺人事件まで起きてーーーーー。』 

 

 訳者解説より

 『リトル作品の黄金パターについて

1.ヒロイン(若い女性)が独特な状況に置かれる。

2.ヒロインの周辺でおかしな出来事が起こり始める。

3.ヒロインの周りのちょっと風変わりなひとびとが事態をいたずらに混乱させる。

4.事件を通じてヒロインと反目し合っていた青年とのあいだに徐々にロマンスが芽生えていく。

5.終盤にもう一波瀾あり、最後に意外な真相が明らかになる。』 

 

 これって、ほとんどの恋愛小説のパターンではないでしょうか。

 

 

  

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ハウスメイトの心得

ノーラ・ロバーツ 著 ハウスメイトの心得

 

 原題は ”Loving Jack” です。

 

 裏表紙より

 『作家志望の「ジャクリーン(ジャッキー)・マクナマラ」は、いとこの仲介でフロリダの一軒家を3カ月間借りすることにした。想像以上に執筆がはかどり、ごほうびの泡風呂につかりながら夢見心地でいると、想像中の西部劇のヒーローそのものの男性が呆然と横に立っている。家の持ち主が帰ってきたのだ。

 人生を楽しむのが得意なジャッキーとつねに慎重な「ネイサン・パウエル」。

正反対の二人が繰り広げるハッピーなラブストーリー』 

 

 

  

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疾風ガール

誉田哲也 著 疾風ガール

 

 本書は警察小説ではありません。青春小説です。まずまずです。

 

 裏表紙より

 『「柏木夏美」19歳。ロックバンド「ペルソナ・パラノイア」のギターリスト。

男を釘付けにするルックスと天才的なギターの腕前の持ち主。

 いよいよメジャーデビューもという矢先、敬愛するボーカルの「城戸 薫」が自殺してしまう。体には不審な傷。しかも、彼の名前は偽名だった。

 薫の真実の貌を探す旅へと走り出す。ーーーーー』    

 

 夏美は元バンドメンバーに言われる。『あんたの才能は、周りを潰しているんだよ。殺しているんだよ。分かるんだよ。わたしはあんたにいっぺん殺されたてっから。あんたには才能があるから、楽しんでるつもりだろうが。そうでない人間は淘汰される。そういう屍の上にあんたの舞台はあるんだてことを』  

 

 いずれにしろ芸に道は厳しいです。

 

 

 

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バベルの塔

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 入館してすぐにある展示品で、ネーデルラント美術の「キリストの頭部」(1470年頃)、「ヨセフの衣服を見せるポテバルの妻」(1521年頃)等、この頃の作品にすごく良いものがありました。しかしPostCard にもなっていないし、数すくないPostCardの写真の再現度は低くて、現物との落差が大きく購入する気になりませんでした。

 

 さてバベルの塔ですが、とっても細かいところまで描写されていますね。関心しました。しかしある程度以上は近づけないないし、絵を見れる時間も少ないし、十分に鑑賞出来ませんでした。

 

 

 

 

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