参勤 (百万石の留守居役-8-)

上田秀人 著 参勤 (百万石の留守居役-8-)

 

 半年ごとに刊行される、著者の文庫本作品シリーズのなかで、『百万石の留守居役』シリーズは最も良い物でしょう。しかし例によって繰り返し書かれたことが多いです。

 半年ごとなので、いつも前の巻と新しい巻を続けて読んでいます。結構、前の巻の内容を忘れています。記憶力が悪くなっています。

 

 加賀藩では、藩主「綱紀」のお国入りの用意が始まっている。国許では新米留守居役「瀬能数馬」の許婚「琴」が襲撃される。数馬は参勤交代の道中の交渉役を任される。いよいよ金沢への行列が動き出す。-----

 

 

 

 

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日本センチュリー交響楽団 & クレメンス・ハーゲン

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アンコール : Bach BWV1012  Allemande (ハーゲン)

 

 Dvoark チェロ協奏曲 実演で聞く機会は少ないですね。14日に聴きました。

 クレメンス・ハーゲンは言わずと知れた、ハーゲン弦楽四重奏団チェリストです。最近は独奏活動も盛んですね。新しい楽器を得たのが原因かもしれません。パガニーニ・セットのストラデバリウスです。でも今日聞いた限りでは、この楽器、長らく四重奏団で活躍してきた楽器のために、ソロ向きの音はしていないように思いました。でもハーゲンは上手いです。楽しめました。

 日本センチュリー交響楽団初めて聴きました。関西フィルより上手いと思いました。特に木管、ホルンです。きちんとソロになっています。

 田園も楽しめました。

 

 

 

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Schubert 歌曲集「冬の旅」

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 冬にぴったりの曲です。でも、この曲暗いですね。いままではそんな事思っていませんでしたが、今日聴いて、特に暗いなと感じました。

 この歌手がそう感じさせたのかもしれません。

 ピアノは1820年代のオリジナルです。ぜんぜん声の邪魔をしません。

 

 

 

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警視庁情報官 6 ゴーストマネー

濱 嘉之 著 警視庁情報官 6 ゴーストマネー

 

 警視庁情報官「黒田純一」シリーズの第六巻目です。面白いです。

 ノンキャリアでありながら警視正である黒田純一は、海外研修に三年間でていた。世界中の諜報機関をじっくりと観察してきた。

 帰国して任されたのは、総監直轄の情報室での理事官である。そして直轄の部下として十五年選手のキャリア警視正十二人と警視十五人、総勢百人である。そして三年の期限で十二人のキャリアの警視正を本格的に鍛えて欲しいと要望される。

 着任早々に、1500億の現金が消える事件が発生した。廃棄対象になった一万円札で、重量は15トンである。

 さらに別の特命が下る。フレンドマートで偽造クレジットカードが使われて十八億が盗まれた件である。

 こうして黒田の活躍が始まる。

 

 

 

 

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継続捜査ゼミ

今野 敏 著 継続捜査ゼミ

 

 作者の得意とする刑事物ですが、一風変わっています。

 警察学校の校長であった「小早川一郎」は、幼馴染の友人で学長をしている「原田郁子」から誘われて大学の教官になった。数年後教授になり、ゼミ生を持つことになり「継続捜査」をゼミのテーマとした。ゼミ生は、五人集まった。

 これらのゼミ生を指導して、15年前から解決していない殺人事件や、学内でおこった盗難騒動やセクハラ疑惑の解明にあたる。

 大変読みやすいです。一気に読めました。

 

 

 

 

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薔薇色の恋が私を(ローズ・ハンター・トリロジー -1-)

コニー・ブロックウェイ 著 薔薇色の恋が私を(ローズ・ハンター・トロジー -1-)

 

 先に読んだ第二作の方が面白かったです。本作は、どちらかと言えば、単調です。物語の起伏に乏しい。話が展開しないです。

 原題は、My Seduction です。

 本書は『ローズ・ハンター・トリロジー・シリーズの第一作目です。

 裏表紙より

  『19世紀初頭、地方貴族の娘「ケイト(キャサリン)・ナッシュ・ブラックバーン」は、20代半ばで夫に先立たれ、母と妹と三人で住んでいた。一家は、父親がフランスで客死して以来、生活に困窮し、家具まで売り払うありさまだった。ある日、スコットランド出身の、ケイトの父親に命を救われたという3人の青年が邸を訪れ、珍しい黄色い薔薇の苗木をおいて立ち去った。それから三年。ケイトは親戚の「パール侯爵」に援助を願い出るため、冬のスコットランド荒野を越える旅に出ることを決意する。旅の途中、ケイトが再会したのは、三年前に邸を訪れた青年の一人、「クリスチャン(キット)・マクニール」。得体の知れない美貌の青年との寒さ凍える旅が始まる。徐々に明かされてゆくケイトの父の死の秘密、クリスチャンの本当の姿。旅先に現れる ”危険な影” 。目的地が近づくにつれ二人はーーーーーー』

 

 

  

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ローマ 春のレガーロ

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アンコール : 八木節

       Denza フニクリ・フニクラ

       Lehar   メリー・ウイドウ・ワルツ

 

 新年のコンサートとしては、ウイーン・フィルのNew Yearコンサートが有名であるが、イタリアでは新年にオペラの有名なアリアばかりを集めたコンサートが開催されるそうです。

 後半、有名な知った曲ばかりで大変楽しめました。アンコールも面白かったです。

 

 このコンサート、一階席は丸テーブルにして、ワインのサービスをしていました。曲の間でも飲めましたよ。ただ一階席、法人の招待客ばかりで盛んに挨拶をくり返していました。

 

 

 

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