ベルリン・フィル ズービン・メータ指揮 Bruckner 8 & Eroica、Don Quixote

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第1夜、第2夜 : アンコール無し

 

 

 今日は、Bruckner No.8 でした。

 メーターは昨年秋には、車椅子で登場しましたが、今回は杖を突いて、一人で歩いて登場です。

 Bruckner No.8 は、初めて聴く曲だと思います。自宅で聴いても、この迫力、ダイナミックレンジは味わえないでしょう。

 ベルリン・フィルは、さすがという演奏でした。

 

 この楽団の特徴は、すべてのプルトの奏者が全力で弾いている事と思っていましたが、プログラムにも、書いてありましたが、音程、リズムを合わせることを第一に考えず、各奏者が最高の演奏するため、全力を尽くす事を第一に考えている。すなわち全身全霊を傾けて、真剣勝負をしているとありました。

 このように、凄みのある演奏をし、且つ、音程、リズムがぴったりと合う時、最高の瞬間となるのです。

 

 今日は、ドン・キホーテホーテとエロイカでした。

 今日もさすがベルリン・フィルという演奏でした。

各セクション、メロディーになるとくっきりと浮かび上がるという演奏です。

 ドン・キホーテチェリストは、ソリスト風に一段と高い位置に座りますが、ビオラは、通常と同じ位置で、ソロも弾くし、Tutti も弾いていました。

 ビオラ、凄く上手いです。ビオラではなくヴァイオリンを弾いていれば、素晴らしい音楽家になつていたと思います、

 Beethven  管は二管編成、弦は、ブルックナーR.シュトラウスと同じ大編成です。

VnⅠ で 8プルトです。やはり多いのではないでしょうか。昔風の演奏です。

 

 それにしても、ベルリン・フィルは、シンフォニーホールの方がズート良いと思います。シンフォニーホールで聴きたい。

 

 

 

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