真夜中の壁の花

ロレイン・ヒース  著 真夜中の壁の花

 

 私には、面白かったです。この種の小説は、類型的なのが多いですが、本書は少し違いました。

 

  裏表紙より

 『ロンドンじゅうの紳士淑女が集う「ナイチンゲール・クラブ」。

 これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごした令嬢「ミニー」は、仮面をつけて正体を隠し、この秘密クラブへやってきた。結婚はもう諦めたが、ただ一度、生涯忘れられない甘い体験をしてみたいーーーーーそう切に願うミニーの前に現れたのは、放蕩者として名を轟かし、女性なら誰でもが憧れる「アシュベリー公爵」その人。

 まさにミニーが望む相手だった。

 かくしてミニーは、社交の場でのお堅い顔を仮面に隠したまま公爵に身を委ねる。しかし公爵は、「処女の相手はしない」と言う-----。』
  

 


 
☆☆☆☆☆
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