新宿花園裏交番坂下巡査

香納諒一 著 新宿花園裏交番坂下巡査

 

 第一章にあたる ”冬” を読んだとき、面白くないなと思いました。ところが第二章にあたる ”春” になり、「深町しのぶ」警部補が登場すると、俄然面白くなります。

 

 「坂下浩介」巡査は、新宿花園神社の真裏にある「花園裏交番」に勤務する。

「重森」は、六十に近いヴェテランで、浩介たちのシフトの所長(班長)だ。この裏交番勤務が、二十年以上におよぶ。

 花園裏交番は、重森以下合計六名である。

 

 水商売風の女二人が、お金を取った、取らないで喧嘩をしている。

 百キロ以上あるサンタが道に寝ていて、交番に運び込まれる。頭に怪我をしている。

 

 そんな、こんなで、浩介の勤務が続いている。-----

 

 

 

 

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