幕 蓮 著 官邸ポリス 総理を支配する闇の集団
内閣官房副長官は、政治家が任じられる政務担当の副長官が二名おり、そのほか官僚OBが任じられる事務担当の副長官が一名いる。警察庁、自治省、厚生省の出身者で、次官級のポストを経験した者が任命された。表面的にも実質的にも官僚機構のトップである。それ以外の使命を自ら背負った男がいる。それが「瀬戸弘和」である。
政権を見張りながら秘密裏に背後から支える、国家最強の組織「官邸ポリス」の物語である。
具体例をあげながら、その活動を紹介している。
文部省の局長が、息子の入学と引き換えに国の事業で有利な計らいをしていた件
総理夫人の後始末
文部省事務次官の恋活バー通い
総裁選の候補者調整
等々
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